バンコクを訪れるなら、ショッピングやグルメだけでなく夜のエンターテインメントも楽しみたい、という方にぴったりのスポットが「アジアティーク・ザ・リバーフロント」。
チャオプラヤー川沿いに広がるこの複合施設は、ナイトマーケットとしての魅力に加え、家族旅行、カップル、友人同士など、さまざまな層に対応したエンターテインメントが充実しています。
この記事では、アジアティーク・ザ・リバーフロントのアクセス方法、おすすめお土産や見どころ概要、エリア別の楽しみ方まで、詳しくご紹介します。
バンコクで過ごす夜をより充実させるための参考として、ぜひ最後までチェックしてみてください。
アジアティーク・ザ・リバーフロントの概要

アジアティーク・ザ・リバーフロントは、もともと倉庫街だった場所をリノベーションして作られた施設で、ショッピングにグルメ、エンタメまで一度に楽しめるのが魅力です。
敷地内にはさまざまなショップとレストランがあり、タイ雑貨やお土産、ハンドメイドの小物など、見ているだけでもワクワクします。
レストランもタイ料理はもちろん、イタリアンや中華、シーフードまで幅広くそろっていて、気分に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
施設のシンボルである大観覧車「アジアティーク・スカイ」からは川沿いの街並みや夜景を一望でき、昼と夜で全く違う表情を楽しめます。
さらにタイの伝統舞踊やライブショーなども気軽に見られるので、買い物や食事だけでなく文化体験もできるのが、この場所ならではの魅力です。
基本情報
名称:アジアティーク・ザ・リバーフロント(ASIATIQUE THE RIVERFRONT)
住所:2194 Charoenkrung Road, Wat Phrayakrai District Bangkor Laem, Bangkok 10120
営業時間:毎日11:00〜24:00
公式サイト:https://www.asiatiquethailand.com/
電話番号:092-246-0812
最寄駅:BTS サパーンタクシン駅(Saphan Taksin Station)
Google MAP:https://maps.app.goo.gl/1rzkxffXqU1KSn276
アジアティーク・ザ・リバーフロントへの行き方

アクセス方法は大きく分けて2つです。
BTS(スカイトレイン)と無料シャトルボートを組み合わせるルート、
タクシーや配車アプリを使って直接向かうルート
です。
どちらも便利ですが、それぞれ違った楽しみ方があります。
BTSとシャトルボートで行くルート
私が一番おすすめしたいのはこの方法です。
まずはBTSシーロム線に乗って、サパーンタクシン駅で下車します。
改札を出て徒歩数分でサトーンピアに到着すると、アジアティーク専用の無料シャトルボートが待っています。
またバンコクの新名所である「アイコンサイアム」の桟橋からも、無料シャトルボートの利用ができます。
このシャトルボートが、すでに観光気分を盛り上げてくれます。
船に乗り込むと川面に映る街の光がきらめき、橋のライトアップが目の前に広がります。
船がゆっくり進むたびに水面が揺れ、光が反射してきらきら輝く光景はとても幻想的です。
特に夕暮れどきは、沈んでいく太陽がチャオプラヤ川をオレンジ色に染め上げていく瞬間に出会え、まるで映画のワンシーンに入り込んだような感覚になれるんです。
所要時間は、BTSが約10〜15分、ボートが約10分。
BTSの運賃は20〜40バーツ程度でとてもリーズナブルです。
ボートは夕方の17時頃から23時頃まで15〜20分間隔で運航しており、夜遅くまで安心して利用できます。
観光を楽しんだあとに、再び夜景を眺めながら帰路につくのもすてきな体験です。
渋滞を避けたい人、旅気分を盛り上げたいカップルや観光客には、
このルートが断然おすすめです。
タクシーで行くルート
一方で、GrabやBoltなどの配車アプリを使ってタクシーで直接向かうのも便利な選択肢です。
サイアムやスクンビットエリアからなら、通常15〜25分程度で到着。
夕方のラッシュ時は渋滞で30〜40分かかることもありますが、それでもドアトゥードアで移動できるのは大きなメリットです。
料金はメーターで100〜150バーツほど。
人数が多いときや荷物が多いときには、BTS+シャトルボートよりも快適かもしれません。
私が便利だと感じたのは、夜遅い時間に訪れたとき。
配車アプリを使えば事前に料金が確認でき、クレジットカードで決済まで済ませられるので、
値段交渉のストレスもなく安心でした。
小さなお子さん連れや高齢の家族と一緒のときも、
タクシー移動なら施設の入り口までスムーズに到着できるのでおすすめです。
アクセス方法の選び方
アジアティーク・ザ・リバーフロントへの行き方は、
BTSとシャトルボートを組み合わせて景色を楽しむか、タクシーで快適に直行するかの二択です。
それぞれに魅力があり、旅のスタイルや状況に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。
どちらを選んでも、到着した瞬間に広がる川沿いの夜景やマーケットのにぎわいは、思わず釘付けになるほどの特別な光景。
アクセスそのものも旅の思い出の一部になり、訪れるたびに「また来たい」と感じさせてくれるでしょう。
アジアティーク・ザ・リバーフロントの営業時間と訪問のポイント

ショッピング、グルメ、エンターテインメントを一度に楽しめるこの施設ですが、時間帯によって混雑具合や体験できるアクティビティが変わります。
ぜひ計画を立てる際の参考にしてみてください。
アジアティークの基本営業時間は 毎日11:00〜24:00 です。
オープン直後の午前中〜17時頃までは、観光客も比較的少なく、まだ一部のお店はオープン前の状態。
混雑を避けて川沿いの通路をゆったり歩いたり、オープンカフェで景色を眺めながらランチや飲み物を楽しんだりするにはちょうど良い時間です。
一方、18時半以降になると、施設は一気に賑やかになります。
特に週末は観光客や地元の家族連れでにぎわい、レストランやショッピングエリアは混雑必至。
カリプソキャバレーやムエタイライブショーといった人気のエンタメも、
この時間帯に合わせて開催されることが多いです。
ただし、チケット購入や席の確保は早めに行うことをおすすめします。
閉店間際の23時頃になると、レストランやショップの片付けが始まり、徐々に人も減ってきます。
この時間帯は静かで落ち着いた雰囲気の中、川沿いのライトアップを楽しむことができます。
営業時間を意識すると、アジアティークでの体験をより充実させられます。
オープン直後にゆったり散策するのか、夜のピークタイムにショーやディナーを楽しむのか、閉店間際の静けさを味わうのか、自分の目的に合わせて訪問時間を選ぶのがポイントです。
ちなみに、観覧車や人気ショーのチケットはオンライン予約も可能なので、ピークタイムに訪れる場合は事前予約をしておくとスムーズです。
アジアティーク・ザ・リバーフロントの見どころ

レンガ造りのレトロな建物が整然と並び、その中にショップやレストラン、ショー会場がぎっしり詰まっているアジアティーク・ザ・リバーフロント。
昼はにぎやかなマーケットとして、夜は光に包まれた幻想的なナイトスポットとして、表情を変えるのがここならではの魅力です。
ここからは、その見どころを詳しく紹介していきます。
ショッピング
敷地の広さは驚くほどで、
1,500軒を超えるショップと40以上のレストランがひしめき合っています。
歩いているだけで次々に目移りしてしまい、どこから見て回ればいいか迷ってしまうほど。
アクセサリーやファッション雑貨、カラフルなタイ雑貨、ハンドクラフトの工芸品、そして旅のお土産にぴったりなアイテムまで幅広くそろっており、まるで巨大な市場の宝探しをしているような感覚です。
屋台風の小さなブースも多いため、ふらっと立ち寄って気軽に買い物できるのも嬉しいポイント。
値段は手頃なものが多く、ちょっとした値段交渉で思わぬ掘り出し物が手に入ることもあります。
特にタイシルクの小物や手作りのアクセサリーは、他ではなかなか出会えない一品です。
グルメ体験
アジアティークには40を超えるレストランや屋台風のフードスタンドが点在し、まるでフードテーマパークのよう。
定番のタイ料理から、イタリアン、中華、インド料理、新鮮なシーフードまでそろっていて、どんな気分の日でも満足できるラインアップです。
川沿いのレストランに席を取れば、チャオプラヤー川に映る景色を眺めながら食事ができ、ぜいたくな時間を過ごせます。
屋台エリアで食べ歩きを楽しむのもおすすめです。
パッタイ、ガパオライス、トムヤムクンなどの定番料理はもちろん、デザートにマンゴースティッキーライスやロティを追加すれば、気軽にタイグルメを満喫できます。
少量ずつ注文して友人とシェアしながら楽しむのも良い思い出になるでしょう。
レストランから気軽な屋台まで選択肢が幅広く、家族や友人と一緒でも、好みやその日の気分に合わせて使い分けられるのがアジアティークの魅力です。
アジアティーク・スカイ
施設の象徴とも言える「アジアティーク・スカイ」は、高さ約60メートルの巨大な観覧車です。
360度のパノラマビューを楽しめるこの観覧車は、昼間と夜でまったく異なる表情を見せてくれます。
昼間はバンコクの街並みやチャオプラヤー川を遠くまで眺められ、
晴れた日には遠くのビル群までくっきりと見渡せます。
一番感動するのは、夕暮れ時から夜にかけての時間帯。
川面に夕日が映り込み、街の明かりが徐々に輝き始めます。
その光景は見惚れてしまうほどの美しさで、ゴンドラに乗った瞬間から心がワクワクしてきます。
ゴンドラは冷房完備で快適なため、暑いタイの気候でも安心して過ごせます。
料金は約300バーツと手ごろです。
小さなお子さまでも安全に乗れるので、家族旅行の記念にもなるでしょう。
初めて訪れる方には、日没の時間に合わせて乗ることを強くおすすめします。
昼の景色と夜景の両方を楽しめるため、アジアティークの魅力を最大限に体感できるからです。
観覧車からの景色を眺めるだけで、ショッピングやグルメ以上に心が満たされ、バンコク旅行の思い出が一層鮮やかになります。
カリプソ・キャバレーショー
アジアティークの夜を彩る象徴的なエンタメのひとつが、カリプソ・キャバレーショーです。
タイのニューハーフパフォーマンスとして国内外で高い評価を受けており、老若男女問わず楽しめるショーとして知られています。
公演時間は約1時間15分で、料金は約1,200バーツです。
タイの伝統舞踊や西洋音楽、コメディ要素を巧みに組み合わせたステージは、観る人の目を釘付けにします。
私自身も初めて観たときは、華やかな衣装とパフォーマーたちの表現力に圧倒され、終始目が離せませんでした。
このショーの魅力は、観客との距離が非常に近いことです。
舞台から観客席に視線を向けたり、時には話しかけたり、一緒に盛り上がったりする演出が多く、ただ観るだけでなく一体感を感じながら楽しめます。
色鮮やかな衣装や舞台照明、洗練されたダンスの連続は、まさに視覚的なエンタメです。
公演終了後には写真撮影の時間も設けられており、友人や家族とその場で思い出を記録することができます。
舞台セットや衣装の細部にまでこだわりが感じられ、タイの芸術的表現の奥深さを身近に体感できます。
ムエタイライブショー
もうひとつ、迫力満点のエンタメとしておすすめしたいのが、ムエタイライブショーです。
タイの国技であるムエタイをテーマにしたショーで、格闘技の技術だけでなく舞台上の演劇や物語が巧みに組み込まれています。
約90分の公演中、激しい打撃や戦いのシーンに圧倒されつつ、
登場人物たちのドラマや歴史背景に引き込まれ、単なる試合観戦以上の体験ができます。
チケットは約800〜1,200バーツ。
ストーリー性のある演出や視覚的な迫力から、男女問わず家族連れ、友人同士にも人気です。
舞台装置や照明が工夫されており、戦いのシーンも緊張感や臨場感を持って演出されています。
初心者でもムエタイの技やルール、歴史的な背景が自然に理解できる構成になっているため、初めて観る人でも楽しめるのが魅力です。
チャオプラヤー川ディナークルーズ
アジアティークの夜をより特別なものにしてくれるのが、チャオプラヤー川ディナークルーズです。
川沿いのライトアップされた街並みや歴史的な建物を眺めながら、本格的なタイ料理やインターナショナルビュッフェを楽しめる約2時間のぜいたくな体験。
料金は1,200〜2,000バーツ程度で、カップルや記念日のお祝い、家族旅行など幅広く利用されています。
私も以前夕暮れ時に乗船した際、沈みゆくオレンジ色の夕日と街の明かりが川面に映る光景に、感動したのを今でも覚えています。
普段の観光では味わえない、ゆったりと流れる特別な時間を体感できます。
船内ではタイ伝統舞踊や生演奏も楽しめ、視覚と聴覚の両方で満喫できます。
風に吹かれながら船上で過ごすひとときは、日常の喧騒を忘れ、旅の特別な思い出として心に残ること間違いなしです。
屋外パフォーマンスとストリートライブ
アジアティークでは、常に屋外パフォーマンスやストリートライブが開催されており、散策の途中でも気軽に立ち寄れるのが魅力です。
タイのアーティストによるアコースティックライブやダンスショー、炎を使ったファイヤーパフォーマンスなど、多彩な演目が無料で楽しめます。
ライブ感あふれる臨場感を味わえるのが嬉しいポイントです。
大道芸やマジックショーなど大人から子どもまで夢中になるパフォーマンスが豊富で、歩き疲れた合間のちょっとした休憩にも最適です。
音楽やダンスが好きな方、夜のにぎやかな雰囲気を楽しみたい方にとっても、
この屋外パフォーマンスは欠かせません。
パフォーマンスは施設内の広場や川沿い、通り沿いの特設ステージなどさまざまな場所で行われ、日によって内容や出演者が変わるため、訪れるたびに新しい発見があります。
アジアティーク・ザ・リバーフロント エリア別の楽しみ方

アジアティークは大きく5つのエリアに分かれており、それぞれに異なる個性があります。
「今日は買い物を楽しみたい」
「夜景を眺めながらゆったり食事したい」
「タイらしい文化に触れたい」
など、訪れる目的や気分によって回る順番を変えられるのも大きな魅力です。
ここからは、それぞれのエリアを詳しく紹介していきます。
チャルンクルン地区(Charoenkrung District)
まず外せないのが、施設内で最も広い「チャルンクルン地区」です。
アジアティークの中心的存在で、まさにショッピング天国と呼べるエリアです。
通りに沿って1,000店舗以上ものショップが軒を連ね、歩くだけでワクワクしてきます。
このエリアには、タイらしい伝統工芸品や手作りアクセサリー、個性的なデザインの雑貨、
カラフルなTシャツなど、多種多様な商品が並んでいます。
特におすすめなのがタイシルク製品です。
上質で光沢のある布は手触りも良く、価格も意外と手ごろです。
私も友人へのお土産にシルクのポーチを購入したことがありますが、実用的かつ高級感もあり、とても喜ばれました。
チャルンクルン地区の楽しみは「掘り出し物探し」です。
同じような商品でも、店ごとにデザインや価格が少しずつ異なるため、自分だけのお気に入りを見つける過程がワクワクします。
値段交渉もできるので、店員さんとのやり取りを通じて現地の人々との交流を楽しめるのも魅力の一つです。
チャルンクルン地区は「タイらしい買い物がしたい!」という人にとって外せないエリアです。
タウンスクエア地区(Town Square District)
次に紹介するのは「タウンスクエア地区」です。
ここはグルメとナイトライフを堪能できるエリアで、食べることが好きな人にとっては天国のような場所。
歩くだけで漂ってくるスパイスの香ばしい香りに、自然とおなかが空いてしまうほど。
私のおすすめは、やはり川沿いレストランのテラス席です。
夜風に吹かれながらシンハービールやトロピカルカクテルを片手に食事をすると、目の前にはライトアップされたチャオプラヤ川の景色。
川を行き交うクルーズ船の光が水面に揺れて映り込み、その美しさに心が奪われます。
友達とワイワイ楽しむのも良いですが、カップルで訪れると一層ロマンチックな雰囲気に包まれるでしょう。
さらにこのエリアの魅力は「雰囲気そのもの」。
バンコクの明るさやエネルギーがそのまま空気に溶け込んでいます。
夕方から夜にかけては人々の活気で溢れ、ライブ演奏が聞こえてきたり、通りを歩く人々の笑顔が目に入ったり。
このエリアは、食べること、飲むこと、そして夜のにぎわいを丸ごと楽しみたい人にぴったりです。
ファクトリーディストリクト(Factory District)
続いて紹介するのは「ファクトリーディストリクト」です。
名前の通り、もともとは倉庫だった建物をリノベーションして生まれ変わったエリアで、重厚感のある外観とスタイリッシュなショップが見事に調和しています。
このエリアの魅力は、何といっても個性的なショップの数々です。
タイの若手デザイナーが手掛けた洋服や、アーティストが一つひとつ制作したアクセサリー、ユニークなインテリア雑貨までそろっていて、“クリエイティブの発信地”といった雰囲気です。
私はここで一点物のポーチを購入しましたが、シンプルかつ洗練されたデザインで、今でも大切に使っています。
一般的なお土産とは違い「ここでしか出会えない」という特別感があり、自分用にもプレゼントにもぴったりです。
また、このエリアにはアートギャラリーやおしゃれなカフェも点在しています。
買い物の合間に立ち寄ってコーヒーを片手にアート作品を眺めれば、バンコクの喧騒を忘れてゆったりとした時間を過ごすことができます。
さらに、期間限定の展示会やポップアップストアが開催されることもあり、訪れるたびに新しい発見があります。
ショッピングだけでなく、アートやデザインに触れたい人にとっても、見逃せないエリアです。
ウォーターフロント地区(Waterfront District)
次に紹介するのは「ウォーターフロント地区」です。
チャオプラヤー川沿いに広がるこのエリアは、景色の美しさと開放感が魅力です。
特に夕暮れ時に訪れると、川面にオレンジ色の光が映り込み、ライトアップされた建物とのコントラストが幻想的で、思わず足を止めてしまうほどです。
このエリアには、川沿いの景色を楽しめるレストランやバーが豊富にそろっています。
友人とワイワイ盛り上がるのも良し、恋人とロマンチックなディナーを楽しむのも良し、家族でリラックスしながら過ごすのもおすすめ。
ウォーターフロント地区は、散策するだけでも十分に楽しめるエリアです。
リバーサイドエリア(Riverside Area)
最後に紹介するのは「リバーサイドエリア」です。
チャオプラヤー川沿いに広がるこの場所は、アジアティークの中でも特に開放感があり、個人的にはもっともリラックスできるスポットだと感じています。
広々とした遊歩道を歩きながら、穏やかに流れる川や行き交うボートを眺めていると、自然と心が落ち着き、都会の喧騒を忘れられます。
川沿いにはオープンエアのカフェや小さな屋台が点在しており、気軽に立ち寄れるのも魅力です。
夕方になると涼しい風が吹き抜け、地元の人々も集まってくるので、ローカル生活の息遣いを感じられるのも面白いところです。
さらにこのエリアはアクセス面でも便利です。
専用の無料シャトルボートを使えば、BTSサパーンタクシン駅やアイコンサイアムまでスムーズに移動でき、帰りに夜のクルージング気分を味わえます。
総じてアジアティーク・ザ・リバーフロントは、ショッピングやグルメ、文化体験に加え、美しい景色まで楽しめる万能スポットです。
エリアごとに違った雰囲気を持つので、訪れるたびに新しい発見があります。
私も毎回「今回はどこから回ろうか」と迷いながらも、結局全エリアを歩き回ってしまうほどです。
そのたびに時間が足りなくなるのですが、それこそがアジアティークの魅力なのだと思います。
特別な時間を過ごしたい人に、心からおすすめできる場所です。
アジアティーク・ザ・リバーフロントでの注意点3つ

初めての方や久しぶりに行く方は、注意点を把握してしておくとより快適に楽しめます。
ここでは、私自身の経験を交えながら、現地ならではの3つのポイントを紹介します。
- 夕方以降の混雑は想像以上
アジアティークは、夕方になると観光客と地元の人で一気に活気づきます。
私が週末の夕方に訪れたときは、広いはずの通りも人でぎゅうぎゅうになり、歩くスピードはまるで行列に並ぶかのよう。
特に「アジアティーク・スカイ」は人気で、ゴンドラに乗るまでに30分以上待ったことも。
夜景をバックに写真を撮りたい方やゆったり景色を楽しみたい方は、正直かなりの忍耐力が必要です。
また、各種エンタメ公演も、当日チケットでは満席になりやすいです。
私も友人と行ったとき、当日購入はほぼ無理で、オンライン予約に切り替えた経験があります。
帰りの無料シャトルボートも同様で、夕食後に乗ろうとしたら20分以上待たされました。
こうした混雑を避けたいなら、平日のオープン直後、夕方までの到着が理想です。
さらに、帰りはボートにこだわらずタクシーやGrabを利用すると、
待ち時間を大幅にカットできますよ。 - 天候に応じた装備は必須
アジアティークは屋外中心の施設なので、天候によって快適さが大きく左右されます。
特に暑季(3〜5月)は日差しが強く、夕方になっても蒸し暑さが残ります。
私も4月に訪れた際、観光を楽しむ途中で、軽く熱中症気味になったことがありました。
そこで学んだのは、帽子やサングラス、日傘、通気性の良い軽装は必須ということ。
さらに冷たい飲み物を持ち歩き、こまめに水分補給することも忘れないようにしています。
屋外で歩き回る場合は、こまめな休憩も重要です。
一方、雨季(6〜10月)はスコールが突然降ることがあります。
屋外レストランやテラス席も雨天時には制限される場合があるので、天気予報をチェックして余裕を持ってスケジュールを組むのがおすすめです。 - 商品の値段と交渉は程よく楽しむ
アジアティークのショッピングエリアは観光客向けの商品が中心で、
アクセサリーや雑貨、衣類はやや割高なことがあります。
ここでポイントなのは、無理に値切ろうとせず、軽く交渉して調整すること。
たとえば「少し安くなりませんか?」と笑顔で聞くだけでも、店員さんは応じてくれることがあります。
また、複数の店を比べてから購入すると、後で「しまった!」ということも防げます。
値段交渉も現地体験の一部。
旅の思い出になり、現地の人とのやり取りも楽しめます。
まとめ
バンコクでの夜を充実させたい方にとって、
アジアティーク・ザ・リバーフロントは必見のスポットです。
ショッピングやグルメだけでなく、
ここでしか味わえないエンターテインメントを体験することで、
旅の思い出はさらに特別なものになるでしょう。
初めて訪れる方も、リピーターも、ぜひ本記事を参考にしていただき、
バンコク旅行を心ゆくまで楽しんでみてください!