タイ東北部のブリーラムに暮らしているムーランです。
私は日本にいた頃からタイが大好きで、これまでタイ各地を旅してきました。
でも、実は…私が「ガネーシャ」という存在を知ったのは、タイではなかったんです。
きっかけは、あるベストセラーの本。
その物語の中で登場したガネーシャの姿とエネルギーに、なぜかとても惹かれました。
読み終えた後も、そのキャラクターが心に残っていて、「ガネーシャって本当にいるのかな?どこに祀られてるんだろう?」と、調べ始めたのが最初の一歩。
そこで知ったのが、タイには、なんと“ピンク色のガネーシャ像”が存在するということ。
しかも願いが通常の3倍速で叶うと言われる、ちょっと不思議でロマンのある存在…。
その情報を見た瞬間、「えっ、なにそれ? 絶対会いに行きたい!」と、心が動いたのを今でも覚えています。
その後、情報を集めてはワクワクし、やっとの思いで会いに行けたピンクガネーシャ。
その姿は想像以上にインパクトがあって、でもどこか優しくて、私は気づけば手を合わせながら、
「ここに来られてよかった」と心から感じていました。
この記事では、バンコクからピンクガネーシャへの行き方やおすすめのツアー、参拝の仕方、お土産情報などを、はじめての方にもわかりやすくお伝えします。
ピンクガネーシャの効果とご利益

「願いが3倍の速さで叶う」って聞いたら、ちょっと気になりませんか?
タイのピンクガネーシャは、そんなウワサが飛び交う、注目の“願いごと成就スポット”なんです。
バンコクから車で2時間ほどの場所にある、
チャチュンサオ県の「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」。
ここに、全身ピンク色の大きなガネーシャ像が横たわっています。
高さはなんと16メートル以上、近くで見ると本当に圧巻!
ちょっとゆるめの笑顔も、どこか癒されるんですよね。
そもそもガネーシャって、インドの神様で、タイでは「学問」「仕事」「金運」「芸術」など、あらゆる運気を引き上げてくれる存在として親しまれています。
中でもこの“ピンクのガネーシャ”は、とにかく「スピード成就」で有名。
お願いごとが、普通の3倍の速さで叶うって言われているんです。
でも、ちょっと不思議なのは、お願いの方法。
実は、ガネーシャの前に並んでいる“ネズミの像”に願いごとをささやくのが、ここ流のルールなんです。
「お願いごとがあるけど、どこに行ったらいいかわからない」
「最近ちょっと運気が下がり気味かも…」
そんなときは、このピンクガネーシャに会いに行ってみてください。
信じる心とちょっとの行動で、運気がスッと好転するかもしれませんよ。
ピンクガネーシャの場所と地図情報

「ピンクガネーシャって有名だけど、どこにあるの?」
そう思っている方、多いんじゃないでしょうか。
バンコク市内にはないので、ちょっと郊外まで足をのばす必要があります。
正式な名前は
「ワット・サマーン・ラッタナーラーム(Wat Saman Rattanaram)」
といって、場所はチャチュンサオ県。
バンコクの東にある県で、スワンナプーム空港からも車でおよそ1時間半〜2時間ほど。
観光地としてはまだ穴場的な存在ですが、タイ人の間ではとても有名な寺院なんですよ。
バンコクからだと日帰りで行ける距離なので、1日観光のプランにもぴったり。
特に近年は、日本語対応のツアーも増えていて、個人で行くよりずっとラクになってきています。
寺院自体は川沿いにあって、ピンクのガネーシャ像が水辺にどーんと横たわっている光景は、まさにフォトスポット!
周辺にはカラフルな仏像や七色の龍の像、屋台エリアも広がっていて、ちょっとした“テーマパーク”のような雰囲気です。
場所が少しわかりづらいこともあるので、事前にマップアプリでルートを確認しておくことをおすすめします。
GrabやBoltなどの配車アプリを使う場合は、
「Wat Saman Rattanaram」
で検索してみてください。
バンコクから少し離れますが、その分、非日常感もアップ。
都会の喧騒から離れて、のんびりとパワースポットを巡る旅…
そんな過ごし方も素敵ですよね。
バンコクからピンクガネーシャへの行き方

「バンコクからピンクガネーシャって、どうやって行くのがいいの?」
そんな疑問を持つ方のために、ここでは代表的な3つの行き方をご紹介します。
自分の旅のスタイルに合わせて、ぴったりの方法を選んでみてくださいね。
電車+タクシーでの行き方
まずはローカル気分を楽しみたい方におすすめなのが、国鉄(タイ国鉄)+タクシーのルート。
バンコクの「フアランポーン駅」または「マッカサン駅」から、チャチュンサオ駅(Chachoengsao Junction)まで電車で向かいます。
所要時間はおよそ1時間半、運賃はなんと10〜40バーツ程度と激安!
チャチュンサオ駅に着いたら、駅前に待機しているタクシーやトゥクトゥクで「Wat Saman Rattanaram(ワット・サマーン)」まで向かいます。
ここからは約30分ほどの距離で、料金は往復で300〜500バーツくらいが目安です。
※ただし、電車の本数は少なめなので、行きも帰りも時刻表チェックはマスト!
ロットゥー(乗り合いミニバン)での行き方
もっとコスパ重視で、スムーズに行きたいなら、ロットゥー(乗り合いバン)という選択肢もあります。
エカマイバスターミナルやモーチット(北バスターミナル)から、チャチュンサオ行きのロットゥーが1日中出ています。
料金は1人あたり100バーツ前後。所要時間は約1.5〜2時間です。
チャチュンサオのバスターミナルに到着後は、やはりタクシーかバイクタクシーで寺院まで。
ロットゥーはローカル感もありつつ、電車よりも便数が多いので、予定が立てやすいのが魅力です。
タクシーやGrab(配車アプリ)での行き方
一番快適でしかも時短なのは、やはりタクシーやGrab(グラブ)での移動。
バンコク市内から直接ワット・サマーンまで行けるので、乗り換えや迷う心配がありません。
片道の所要時間はおよそ1時間半〜2時間、料金は片道で1,000〜1,500バーツほどが目安です(往復で2,000バーツ前後)。
家族旅行や、数人のグループ旅行なら、この方法がダントツで楽。
途中で立ち寄りたい場所があれば、それも柔軟に対応できますよ。
どの行き方がおすすめ?
- 安さ&ローカル感重視 → 電車 or ロットゥー
- 快適さ&スムーズな移動重視 → Grabやタクシー
- 言葉や乗り換えが不安 → ツアー参加(次の章でご紹介します!)
初めて行く方や、タイ語に不安がある方は、多少お金がかかってもタクシーやツアーを利用する方が安心です。
せっかくの旅、迷子になって疲れるより、気持ちよく参拝できたほうがいいですもんね。
バンコク発ピンクガネーシャのおすすめツアー

「行ってみたいけど、移動とか全部自力で手配するのはちょっと不安…」
そんな方にぴったりなのが、バンコク発のピンクガネーシャ観光ツアーです。
最近では、日本語ガイド付きのプランや、他の観光地とセットになったお得な日帰りツアーも充実してきていて、はじめての人でも安心して参加できます。
ここでは、特に人気のある3つのタイプのツアーをご紹介します。
ピンクガネーシャ+バンパコーン川市場の半日ツアー
ピンクガネーシャと合わせて、地元のローカル市場を巡るコースです。
朝出発して午後にはバンコクに戻ってこられるので、旅のスケジュールに余裕がない方にもおすすめ。
市場ではタイのお菓子や果物、雑貨も買えるので、ちょっとしたお土産探しにもぴったりです。
ガイドさんが同行してくれるので、言葉の壁を気にせず楽しめますよ。
ピンクガネーシャ+アユタヤ遺跡セットの終日ツアー
こちらは1日たっぷり使って、ピンクガネーシャと世界遺産のアユタヤを一緒に回るプラン。
「せっかくバンコク郊外まで行くなら、見どころをまとめて観光したい!」という方に大人気です。
朝から夕方までの長めのスケジュールですが、エアコン付きの車で快適に移動できるので安心。
アユタヤでは遺跡の写真スポットや、象乗り体験ができるプランもあって、思い出に残る一日になります。
日本語ガイド付き!ピンクガネーシャ+願いごと体験ツアー
「お願いごとはどうやってするの?」「ネズミ像ってなに?」
そんな疑問をガイドさんが丁寧に教えてくれる、日本語ガイド付きのピンクガネーシャ専用ツアーもあります。
願いごとの作法やネズミへのお願いの仕方まで詳しく教えてもらえるので、ご利益をしっかり得たい方にはおすすめです。
信仰や由来についての解説も聞けて、ただの観光以上の体験になりますよ。
ツアーの予約はどうする?
最近は【Klook(クルック)】や【KKday】などの旅行予約サイトで、日本語で簡単に予約できます。
LINE連携で当日の案内も受け取れるので便利ですよ。
【Klook(クルック)】HP:https://www.klook.com/ja/
【KKday】HP:https://www.kkday.com/ja
「時間通りに着けるか不安…」という方や、「乗り換えとか英語で話すのはちょっと…」という方は、ぜひツアーを活用して、リラックスした気分でピンクガネーシャを訪れてみてくださいね。
ピンクガネーシャの参拝時間と滞在目安

ピンクガネーシャ、やっぱり「何時に行くのがベスト?」って気になりますよね。
せっかく行くなら、混雑を避けつつ、のんびりパワーを感じたい…というのが本音じゃないでしょうか。
ここでは、ピンクガネーシャの開いている時間帯や、実際に現地でどのくらいの時間を過ごせば満足できるか、リアルな目線でお伝えします!
開門時間は?
ピンクガネーシャがある「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」は、
毎日朝6時〜夕方6時ごろまで
オープンしています。
年中無休なので、旅行日程の中で好きな日に行けるのもありがたいですよね。
おすすめの参拝時間は、朝9時〜11時ごろ。
この時間はまだそれほど暑くなく、人も少なめ。
写真を撮るにも、静かに参拝するにもベストタイミングです。
(朝が苦手じゃなければ、ちょっとだけ早起きして向かうのもアリ!)
逆に、お昼〜午後の時間帯は日差しがかなり強くなるので、日焼けや熱中症対策も忘れずに。
帽子・日傘・飲み物はマストアイテムです。
現地滞在時間
ピンクのガネーシャ像を見て、お願いごとをして、写真を撮って…
一通りまわるなら、滞在時間は1時間〜1時間半くらいが目安です。
でも、実際に行ってみるとわかるんですが、想像以上に見どころが多いんですよ。
七色のドラゴン像や、巨大な仏像、きらびやかな小さな寺院、さらにはお土産屋さんや屋台まで…。
まるで小さなテーマパークみたいな雰囲気なんです。
写真好きな方や、じっくり参拝したい方なら、2時間くらいはあっという間。
「ちょっと見てすぐ帰ろうかな」と思っていたのに、気づけばけっこう長居してた…なんて方も少なくないです。
バンコクから日帰りで行ける?
バンコクから片道1.5〜2時間くらいなので、日帰りでじゅうぶんOK。
朝8時〜9時ごろに出発すれば、夕方にはバンコクに戻ってこられます。
ただし、交通状況によっては思ったより時間がかかることもあるので、なるべく早めの出発がおすすめ。
特に週末や祝日は混雑しやすいので注意です。
「午後から出ようかな〜」だと、現地滞在時間がかなり短くなってしまうかも。
せっかく行くなら、余裕を持って行ってくださいね。
ちょっと休憩したいときは…
参拝のあとは、境内や近くにある屋台コーナーでひと休みしましょう。
冷たいココナッツジュースや揚げバナナ、カオニャオ・マムアン(マンゴーもち米)など、タイならではのローカルグルメが味わえます。
ちなみに、トイレや手洗い場もきちんと整備されているので、女性の方も安心して利用できます◎
慌ただしい旅の途中に、ちょっと立ち止まって願いごとをしてみる時間って、実はすごく大事な“癒し”だったりします。
ピンクガネーシャは見た目のインパクトだけでなく、“心がほどける場所”としてもおすすめの場所です。
ピンクガネーシャの参拝方法と願いのかけ方

ピンクガネーシャに来たら、絶対にやっておきたいのが「正しい願いごとのしかた」です。
ただ手を合わせるだけじゃもったいない!
この場所ならではの独特な参拝方法があるので、しっかり知ってから訪れると、気持ちのこもったお参りができますよ。
まずは正面でごあいさつから
寺院の中に入ったら、まずは大きなピンクガネーシャ像の正面に立ってごあいさつ。
ガネーシャ像はリラックスしたポーズで横たわっていますが、どこか神聖な空気が漂っていて、思わず背筋がピンと伸びるような気持ちになります。
参拝エリアにはお供え用の花、線香、ロウソクなどが売られていて、20〜40バーツほどで一式そろえられます。
これを持って、仏像の前で手を合わせ、静かに願いごとを心の中で唱えましょう。
ちなみに、足元には靴を脱いで入る場所もあるので、サンダルや脱ぎやすい靴が便利です。
ご利益UPのカギは「ネズミの耳」!
ピンクガネーシャのユニークな点といえば、なんといってもこの「願いをネズミにささやく」スタイル。
ガネーシャ像の前には、数体のカラフルなネズミの像が並んでいます。
ガネーシャの“使い”とされる存在で、願いごとを神様に届けてくれる伝令役なんです。
でもここで重要なのが、自身の出生曜日に対応した色のネズミ像を選ぶこと。
たとえば、金曜日生まれの人なら、青いネズミ像を探します。
見つけたら、そのネズミの片方の耳を手で軽くふさぎ、もう片方の耳にだけ願いごとをそっとささやくのがルール。
他の人に聞かれると願いが届かなくなると言われているので、ここは小声で、真剣に。
ちなみに、お願いは1つに絞るとより効果的とされています。
「金運も恋愛も仕事運も!」と全部お願いしたくなる気持ちはわかりますが、グッとこらえて、いま一番叶えたいことをひとつ、心を込めて伝えてみてください。
参拝後は「お礼参り」もお忘れなく
お願いごとが叶ったら、
またピンクガネーシャのもとを訪れて「お礼参り」する
のがタイ式のマナーです。
これは日本の神社仏閣でも同じですよね。
タイでも「約束を守る人には、また幸運が舞い込む」と信じられていて、地元の人たちは定期的に訪れてお礼を伝えています。
叶った願いを伝えるお礼のお供えとして、ミニチュアのガネーシャ像や花、線香などを奉納する人も多いです。
お土産売り場で購入できるので、また来る日を楽しみにしておくのもいいですね。
ピンクガネーシャは、ただ「映える」だけの観光地ではありません。
ちょっと不思議で、どこか温かくて、ちゃんと「願いを聞いてくれそう」な空気があるんです。
願いごとを胸に抱えて訪れるときも、願いが叶って感謝の気持ちを伝えるときも、
ここには、静かで優しい時間が流れています。
ピンクガネーシャの待ち受け画像と撮影スポット

SNSで「願いが叶った!」と話題になるピンクガネーシャの“待ち受け画像”。
実は、ただの噂じゃないかも…?と、現地に行くと少し信じたくなってしまう不思議な空気があるんです。
せっかく訪れたら、ただ写真を撮るだけじゃもったいない。
願いが届きやすくなるような「ご利益フォト」を狙ってみませんか?
ご利益があると噂の「待ち受け画像」
特に人気なのが、ピンクガネーシャの顔が真正面から写っている写真や、
空に向かって手を掲げている“右手”がはっきり映っている構図。
この手は“困難を乗り越える力”や“願いの実現”を意味すると言われていて、
スマホの待ち受けにすると「不思議と運が良くなった」という声も多数。
タイの地元の人も、お参りした後はガネーシャの写真を撮ってスマホに設定しているそうです。
なんだか日本のお守り感覚に近いですよね。
もし「これだ!」と思える1枚が撮れたら、旅の思い出以上の意味が込められそうです。
ベストショットはここで撮れる!
ピンクガネーシャ像はとても大きく、近くに寄りすぎると全体が入りません。
なので、おすすめの撮影スポットはこの3つ:
- 正面の階段を少し下がった位置から
→顔全体と手の位置がバランスよく収まるベストアングル。 - 左斜め前からガネーシャとネズミ像を一緒に
→“願いを伝えるシーン”を象徴するような構図に。
インスタ投稿にも映えます! - 背景に青空や夕焼けを入れて
→時間帯によってガネーシャのピンク色が違って見えるので、
早朝や夕方の光がドラマチックで美しいですよ。
ちなみに、撮影はスマホでも十分キレイに撮れますが、逆光に注意。
日中の強い光で白飛びしやすいので、光の方向に気をつけて、
なるべく「順光」または「曇り空の日」がおすすめです。
周りの装飾もお見逃しなく!
ピンクガネーシャ像にばかり注目が集まりがちですが、実は周囲の装飾もすごく凝っていて映えポイント満載なんです。
たとえば七色の龍、黄金の仏像、カラフルなアーチなど。
どこを見ても絵になるので、時間に余裕がある方はゆっくりお散歩しながら写真を撮ってみてくださいね。
特にガネーシャ像の後ろ側に回ると、静かで幻想的な空間が広がっていて、ちょっとした隠れスポット感があります。
撮るだけでなく「眺めること」も忘れずに
写真を撮るのって楽しいけれど、ガネーシャの前では、
一度カメラをしまって、ただ静かに眺めてみる時間も持ってみてください。
風の音、まわりの祈りの声、線香の香り。
なんだか「今ここにいる」って感覚が、ふっと戻ってくるような感覚になります。
そして、撮った写真はぜひ、旅のあともスマホの待ち受けにしてみてください。
ふと疲れたときや、うまくいかないなってときに、あの穏やかな笑顔がそっと背中を押してくれるかもしれません。
ピンクガネーシャのお土産と人気グッズ

旅に出たら、やっぱり気になるのがお土産ですよね。
ピンクガネーシャの参拝に来たら、「これを買って帰れば運気アップ!?」なんて思ってしまうようなアイテムが実はたくさんあります。
自分用はもちろん、大切な人へのプレゼントにもぴったりなものばかり。
ここでは、実際に人気のあるお土産や、ちょっとユニークなグッズをいくつかご紹介します!
定番人気は「ガネーシャ像」や「お守り」
やっぱり外せないのが、ミニチュアのガネーシャ像。
手のひらサイズで持ち帰りやすく、カラフルなピンク・ゴールド・シルバーなど色の種類も豊富。
なかには、ガネーシャが願いを聞いてくれる「耳に手を当てているポーズ」の置き物もあって、これが特に“願いが叶う”と評判なんです。
一緒に人気なのがルークオム(タイの仏教お守り)タイプのガネーシャペンダント。
革紐やブレスレットにできるタイプもあり、男性女性問わず身につけやすいデザイン。
参拝後すぐに身につければ、旅の余韻をずっと感じられそうですよね。
ガネーシャのかわいいカード&ステッカー
最近は、ガネーシャの写真やイラストがプリントされた小さなカードやステッカーが大人気です。
パステルカラーのかわいらしいデザインから、神秘的な雰囲気のものまで種類が豊富で、選ぶのも楽しいですよ。
「スマホの裏に入れておくだけで金運アップ!」という噂もあり、実際に地元の若いタイ人たちもよく購入しています。
参拝のあとには、そのカードやステッカーをスマホと一緒に撮影し、SNSに写真をアップしている人も多いです。
ネズミグッズも忘れずに!
ピンク色や金色のネズミのフィギュアやキーホルダーって、実はじわじわ人気が出てきているんです。
ガネーシャの使い“ネズミ”にちなんだラッキーアイテムで、参拝のあとに買って持ち歩く人もたくさんいますよ。
小さくてかわいいから、スマホのそばに置いたり、バッグや鍵につけたりと、毎日身近に感じられるのがいいんですよね。
デザインも、ほんわか優しいパステルカラーから神秘的なものまで色々あって、選ぶのが楽しいんです。
ネズミはガネーシャのパートナーでもあり、幸運や成功を運んでくれる象徴。
そんな思いを込めて持つと、なんだか気持ちも明るくなって、いいことが起こりそうな気がしてきます。
家族や友達へのお土産に選んだら、きっと喜んでもらえますよ。
屋台やローカルショップにも注目!
ガネーシャ像の周辺には、ローカル感あふれる屋台や売店が並んでいます。
ガネーシャグッズ以外にも、プチプラのアクセサリーやタイらしい雑貨、地元のお菓子など、ちょっとしたばらまき土産にもぴったりなものがたくさん。
お店の人もフレンドリーなので、簡単な英語やジェスチャーでやり取りしながら、宝探し感覚でのぞいてみてください。
値段交渉も笑顔でやればOK!(とはいえ無理な値切りは避けましょうね)
「買ってよかった」の声、多数!
実際にピンクガネーシャでお土産を買った人たちからは、
- 「ガネーシャ像をデスクに置いてから、なぜか仕事がうまく回るように…!」
- 「友達にステッカーをあげたら、恋愛運が上がったって喜ばれました」
- 「あの場所の空気ごと、持ち帰ってきた気がする」
なんて声もちらほら。
もちろん効果のほどは人それぞれですが、「願いごとを思い出せる」ってだけでも、お守りの役目は果たしてくれそうですよね。
ピンクガネーシャ周辺の観光スポット

ピンクガネーシャの参拝をメインにしつつも、せっかくここまで足を運んだなら、もう少し周辺も楽しんでいきたい…!というのが旅人の本音ですよね。
実はこのワット・サマーン・ラッタナーラームのあるチャチュンサオ県には、
ガネーシャだけじゃなく、ちょっとディープでユニークな観光スポットが点在しているんです。
バンコク市内の観光とはまた違った、“タイの素顔”に出会える場所。
帰り道に立ち寄るもよし、ツアーでまとめて回るもよし。
以下、おすすめスポットをご紹介します!
ワット・ソートーン(Wat Sothon Wararam Worawihan)
ピンクガネーシャから車で約30分。
タイでも非常に信仰の篤い仏教寺院のひとつで、国内外からたくさんの参拝客が訪れる有名スポットです。
白く輝く大理石の本堂と金色の尖塔がとにかく美しく、内部は荘厳な雰囲気。
特に地元の人々の間では「病気平癒」「家族の健康」を願う場所として知られています。
静かに心を落ち着けたいとき、ここは本当におすすめ。
ピンクガネーシャとはまた違った、厳かな空気を感じることができますよ。
バーンマイ市場(Ban Mai Market)
こちらはガネーシャから約40分、
100年以上の歴史を持つレトロな水上マーケット風の商店街。
川沿いにずらっと並んだ木造の建物の中には、雑貨屋さん、古道具屋さん、タイスイーツのお店、ちょっと懐かしいレコードショップまで…。
どこか昭和っぽい空気もあって、日本人にはたまらない雰囲気かもしれません。
食べ歩きしながらのんびり散策するのにぴったりの場所です。
ローカルごはんの屋台も多く、グルメ目当ての人にもおすすめですよ!
チャチュンサオ駅周辺のんびり散策スポット
バンコクからピンクガネーシャへ鉄道でアクセスする際の降車駅となる「チャチュンサオ駅」周辺は、小さな街ながら地元の生活を感じられる落ち着いた場所です。
駅の近くには地元のカフェや飲み物スタンド、そしてローカル市場も点在しています。
冷たいココナッツジュースで一息ついたり、マンゴスチンやランブータンなどの地元の果物を味見したり。観光地というよりも“暮らしの風景”に触れられるのが魅力です。
また、静かな川沿いの散歩道もあり、急がずのんびり歩くことで「ここでしか味わえない穏やかな雰囲気」にふと出会えるかもしれません。
観光バスではスルーされがちなスポットですが、時間に余裕があれば1〜2時間ほど滞在して、ゆったりとした時間を楽しんでみてください。
ツアーなら複数スポットを効率よく回れる
「個人で全部回るのはちょっと大変そう…」という方は、
ピンクガネーシャ+周辺観光地がセットになった日帰りツアーを利用するのが便利です。
たとえば、
- ピンクガネーシャ+ワット・ソートーン+バーンマイ市場
- ピンクガネーシャ+バンコク郊外の水上マーケット
といったコースがあり、効率よく移動できるだけでなく、ガイドさんの話も聞けて旅の満足度がアップします。
ピンクガネーシャに来たことで、少し足をのばして出会える“もうひとつのタイ”。
有名観光地にはない、素朴であたたかい魅力がいっぱい詰まっています。
ガネーシャの力を感じたあとは、
地元の空気を吸いながら、のんびり心をほどいてみてはいかがでしょうか?
ピンクガネーシャ観光の注意点と服装マナー

旅って楽しいものだけど、知らない国や文化の中では「これ大丈夫かな?」ってちょっと不安になること、ありますよね。
ピンクガネーシャは観光スポットとして人気な一方で、地元の人々にとっては大切な信仰の場所。
だからこそ、ちょっとしたマナーや心配りがあると、ぐっと心地よく過ごせるはずです。
ここでは、私たち日本人にも馴染みやすくて、覚えやすいポイントを中心にご紹介しますね。
肌の露出はひかえめに
タイのお寺では「露出多めの服」は基本NGです。
でも、堅苦しく考えなくて大丈夫。ポイントは“清潔感と控えめさ”。
おすすめはこんな感じ:
- 半袖シャツやゆったりTシャツ
- ロングスカートや薄手のパンツ
- 羽織れるストールやカーディガン
特に女性はノースリーブやショートパンツで来る方も多いですが、1枚羽織るだけでマナー的にも安心。
現地で貸し出しがある場合もありますが、暑い中並んだりするのも面倒なので、できれば準備しておきましょう。
靴は、脱いだり履いたりが多いので、スリッポンやサンダルが便利です。
写真は「マナー優先」で
ピンクガネーシャ、ほんとうに絵になるんですよ…!
どの角度から撮っても映えるし、つい何枚も撮りたくなりますよね。
でも、写真に夢中になりすぎて周りが見えなくなると、他の参拝者の方の迷惑になってしまうことも。
たとえば:
- 混雑時に長時間ポジションをキープしない
- 仏像に登ったり、ふざけたポーズをしない
- お祈りしている人がいるときはカメラを控えめに
ちょっとした配慮があると、まわりも自分も気持ちよく過ごせますよ。
「ありがとう」って気持ちで、シャッターを切れたら素敵ですよね。
飲食と音量にはご注意を
境内の中では、基本的に食べ歩きはNG。
ドリンクはOKな場所もありますが、スナックやアイスを歩きながら食べるのは避けた方がベターです。
また、大声での会話や笑い声も控えめに。
お寺という場所を少しだけ意識して、静かな空気を大事にしてみてくださいね。
帰りのアクセスは「早めに」がおすすめ
行きはワクワクしてるから勢いで行けちゃうんですが、
帰りの交通手段が意外と落とし穴なんです…。
Grab(配車アプリ)を使う場合は、帰る前にアプリを開いて車がつかまりそうか確認を。
時間帯によっては全然車がつかまらない…なんてこともあります。
鉄道で行く場合も、帰りの時刻は事前にチェックしておくと安心。
個人旅行の方は特に、「帰りの準備は早めに」が合言葉です。
季節によって、準備するものも少し変わります
雨季(6月〜10月)は、晴れていても突然スコールがくるのがタイあるある。
折りたたみ傘やレインコートがあると助かります。
あと足元も濡れにくい靴が◎。
乾季(11月〜2月)はカラッとしていて過ごしやすいですが、日差しが結構強いので、帽子・日焼け止め・サングラスがあると快適に動けます。
意外と見落としがちなのが、境内の床。
雨上がりだとかなり滑りやすくなるので、歩き方にもご注意を。
「ちょっと気をつける」だけで、旅の印象が変わる
大げさなルールや厳しいマナーではなくて、
ほんの少し、相手を思いやる気持ちがあると、それだけで旅の質がグンと上がると思うんです。
ピンクガネーシャに願いごとをするなら、
まずはその場所にちゃんと「心を向けること」から。
写真だけじゃなく、気持ちや空気もまるごと持ち帰って、
あとでふと思い出したとき、なんだかあたたかい気持ちになれる。
そんな時間になったら最高ですよね。
まとめ
旅って、観光名所を見るだけじゃなくて、心が動いたときにこそ、本当の意味を持つんじゃないかと思います。
私にとってピンクガネーシャは、まさにそんな存在でした。
本の中で出会ったガネーシャに惹かれ、やがて現実のタイで、あの大きなピンクの姿に実際に会いに行けたとき。
なんだか、物語の中に一歩、足を踏み入れたような感覚でした。
そして、この場所はただ「可愛い」「映える」だけじゃなく、訪れる人の想いをそっと受け止めてくれるような、あたたかさもあるんです。
願いごとがある人も、ただちょっと興味がある人も、
何かに迷っている人も、何かを始めようとしている人も。
どんな人でも、きっと何かしらの「きっかけ」や「気づき」が得られる、そんな場所だと思います。
タイは広くて、見どころもたくさんあるけれど、
ピンクガネーシャはちょっと特別な気持ちで訪れてほしい場所のひとつ。
あなたがこの旅の中で、自分だけの何かを見つけられますように。
そして、願いが少しずつでも、確かに叶っていきますように。
ピンクガネーシャ、きっとやさしく見守ってくれますよ。