タイの東北、ブリーラムに住んでいるムーランです。
バンコクの長距離バスターミナルから近いこともあって、チャトチャック市場は今でも、日本から家族や友人が遊びに来ると、必ず連れて行くお気に入りの場所なんです。
初めてタイを旅行したときは、「土日しか開いてない」って印象が強くて、滞在が週末に重なると「やった!今回は行けるぞ!」って、毎回すごくワクワクしていました。
でも、何度も訪れるうちに、実は平日でも楽しめるエリアがあったり、市場の周りでゆっくり過ごす方法もあるって知って、もっと好きになったんです。
この記事では、そんなチャトチャック市場への行き方や最寄駅、営業時間、また旅行に欠かせない両替所のことやおすすめのお土産、特にカレンシルバー、古着について、そして絶品グルメまでを解説していきます。
チャトチャック・ウィークエンド・マーケットとは

「バンコクに行ったら絶対外せない!」ってよく聞くのが、この
チャトチャック・ウィークエンド・マーケット。
みんなからは親しみを込めて「JJマーケット」って呼ばれています。
東京ドームおよそ2.5個分という、想像をはるかに超える広大な敷地に、なんと15,000以上のお店がひしめき合っていて、もうマーケットというより一つの巨大な「街」みたいなんです。
ここを歩けば、その品揃えの多彩さにきっと驚きますよ。
かわいい洋服や雑貨から、アンティーク家具、アート作品、そして観葉植物まで、なんでもござれ。
もちろん、タイのローカルグルメを楽しめる屋台もたっくさんあって、もうお腹も心も満たされちゃいます。
旅行者にとっては、お土産探しに夢中になれる宝箱。
そして、バンコクに住む人たちにとっては、週末のショッピングを楽しむ、いわば「いつもの場所」なんです。
初めて足を踏み入れたら、その活気とスケールに圧倒されるはず。
まさに、バンコク旅行のハイライトとなること間違いなしです!
チャトチャックの営業日と営業時間
名前の通り、基本は週末限定のマーケットです。
土曜日と日曜日の午前9時ごろから午後6時ごろまでが一般的な営業時間ですが、実は店によって微妙に違うことも。
早めに行けば人混みを避けられたり、遅めに行けば掘り出し物に出会えたりと、時間帯によって違う顔が見えるのも面白いところ。
「じゃあ、週末以外は行けないの?」って思いますよね。
いえいえ、ご安心を!
実は金曜日には、一足早く植物マーケットが開かれるエリアもあるんですよ。
平日でも楽しめるスポットがあるのは嬉しいポイントですよね。
初めてバンコクを訪れるなら、やっぱり一番賑わう土日のマーケットを狙うのがおすすめです。
でも、リピーターの方や、少し違った雰囲気を味わいたい方は、平日の限定マーケットに足を運んでみるのも新しい発見があって楽しいかもしれません。
チャトチャック市場の歴史

チャトチャック・ウィークエンド・マーケットは、ただの買い物スポットじゃないんです。
その背景にある歴史や独自の文化を知ると、市場を歩くひとつひとつの瞬間が、なんだか特別なものに感じられます。
ここでは、ガイドブックには載っていないかもしれない、チャトチャックの深掘り情報をお話ししますね。
「国民のための大マーケット」
この市場がどうしてこんなに大きいか。
その始まりを遡ると、タイ政府が「国民みんなが楽しめる大きな市場を作ろう!」という想いから生まれたんです。
1982年に今の場所に移ってから、どんどんお店が増えていって、今では1万店以上もある世界最大級の市場に成長しました。
元々、バンコクのあちこちにあった市場がここに集められたから、雑貨や服はもちろん、ペット、家具、植物、アートまで、本当に「何でもアリ」な不思議な空間になったんですね。
このごちゃ混ぜ感が、チャトチャック市場の独特の魅力を作っているんだと思います。
タイの「今」を感じる場所
チャトチャック市場は、タイのカルチャーを肌で感じられる場所でもあります。
例えば、市場の中にある「アートゾーン」。
若いアーティストたちが自分の作品を売っていて、ここでしか手に入らないユニークな一点ものに出会えるんです。
ここを歩いていると、バンコクのクリエイティブなエネルギーが伝わってきて、なんだかワクワクしますよ。
あと、古着やヴィンテージを扱うお店が多いのも、この市場の面白いところ。
リサイクルや古着文化が根付いていて、掘り出し物を探す人たちでいつも賑わっています。
環境意識が高まっている今、こういったサステナブルなショッピングができる場所としても注目されているんですよ。
ただ買い物するだけじゃもったいない!
市場の歴史や文化に少しでも触れてから行くと、ただのモノではなく、その背景にある「物語」も一緒に持ち帰れるような、そんな素敵な体験になるはずです。
チャトチャック市場への行き方

さて、いよいよ「あの」チャトチャック市場への行き方をご紹介します!
初めての場所ってちょっとドキドキしますよね。
でも大丈夫、一番簡単なのは電車を使う方法なんです。
バンコクは週末になると道がめちゃくちゃ混むので、渋滞の心配がない電車が断然おすすめです!
電車で行く場合(BTS・MRT)
BTS(高架鉄道)で行くなら スクンビット線に乗って、終点のモーチット(Mo Chit)駅で降ります。
駅からは徒歩5分くらいで、市場の入り口が見えてきますよ。
サイアムとかアソークといった、中心部から乗り換えなしで行けるからすごく便利です。
景色を眺めながら行けるのもいい感じ!
MRT(地下鉄)で行くなら MRTブルーラインに乗って、チャトチャック・パーク(Chatuchak Park)駅かカンペーンペット(Kamphaeng Phet)駅で降りましょう。
特にイチオシなのがカンペーンペット駅!なんと市場の中に直接つながる出口があるんです。
雨の日や「とにかく早くたどり着きたい!」ってときは、この駅を選ぶと本当に楽ちんです。
タクシーやバスでの行き方と注意点
もちろん、タクシーやバスも選択肢の一つです。
「グループで移動したいな」「お土産を買いすぎて荷物がすごいことになっちゃった…」なんてときは、タクシーが便利ですよね。
タクシーで行く場合 市内からだと30〜45分くらい。
運転手さんには「ไปจตุจักร(パイ チャトゥチャック)」って言うか、「JJマーケット」って伝えるとスムーズです。
ただし、週末の午前中がおすすめです!
午後は道が信じられないくらい混むので、電車の方が絶対に早いですよ。
ちなみに、配車アプリGrabを使うと、行き先を地図で指定できるし、料金も事前にわかるから安心です。
バスで行く場合 市内からたくさんのバスが出ていますが、正直、観光客にはちょっとハードルが高いかも…。
タイ語がわからないと、どこで降りるか迷っちゃうので、これはバンコク在住者向けかな、という感じです。
チャトチャック市場へ行くおすすめの駅と出口
「たくさんあって迷っちゃう!」ってときは、この3つを覚えておけば大丈夫です!
- BTSモーチット駅:1番出口から出て、公園沿いに歩くと市場の入り口にたどり着きます。
- MRTカンペーンペット駅:2番出口を出ると、もうそこはマーケットの中!一番迷わない方法です。
- MRTチャトチャック・パーク駅:1番出口から出て、BTSモーチット駅と同じようにアクセスできます。
とにかく、MRTカンペーンペット駅の2番出口さえ覚えておけば、初心者さんでも迷うことなく、すぐにショッピングを始められますよ!
チャトチャック市場の営業時間

チャトチャック市場のおすすめの時間
チャトチャック市場の営業時間は、基本的に 土曜・日曜の午前9時ごろ〜18時ごろ。
ただし、実際にはお店によって開店・閉店時間にばらつきがあり、朝早くから準備している店もあれば、午後から本格的に開く店もあります。
観光客におすすめなのは 午前10時前後に到着すること。
この時間帯なら、まだ気温が上がりきっておらず人も少なめ。
ゆっくり商品を見て回れます。
昼以降になると急激に人が増え、人気エリアは歩くのも一苦労になるほど。
午後2時〜4時あたりが最も混雑するため、この時間帯を避けるか、休憩を挟みながらのんびり回るのが賢い楽しみ方です。
チャトチャック市場の朝・昼・夜の楽しみ方
- 朝(9:00〜11:00)
気温も比較的涼しく、ローカルの人が買い物に来る時間帯。
古着や雑貨をじっくり見たい人にはベストです。
写真を撮りたい方も、朝の光のほうがきれいに撮れます。 - 昼(12:00〜15:00)
市場全体が一番にぎわう時間。
人混みは増えますが、屋台グルメやスイーツの店が充実し、食べ歩きを楽しむには最高の時間帯です。
暑さが厳しいので、マーケット内のカフェやMRT直結の「カンペーンペット駅」周辺で涼みながら回るのがおすすめ。 - 夕方(16:00〜18:00)
閉店を始める店も出てきますが、値引き交渉がしやすくなるのがこの時間帯。
セール感覚で掘り出し物を見つけたい人は、夕方を狙って訪れるのもアリです。
夜は基本的に市場が閉まりますが、周辺の屋台や公園ではローカルの人たちがのんびり過ごしているので、雰囲気を味わうのもおすすめです。
チャトチャック市場はとにかく広いので、午前〜昼の数時間で買い物、午後は周辺で休憩や散策 というプランにすると、体力的にも快適に楽しめますよ。
チャトチャック市場の両替所

さて、いよいよショッピング本番!
でも、その前に大事なのが「両替」ですよね。
チャトチャック市場では、ほとんどのお店が現金しか使えないので、しっかり準備しておきましょう。
チャトチャック市場付近の両替所
「市場の中や近くにも両替所はあるけど、正直あんまりレートが良くないんだよね…」
というのが、在住者の正直な感想です。
それに、週末は大混雑してて、両替するだけで時間を取られちゃうことも。
一番のおすすめは、市場に行く前にBTSやMRT沿線にある大きなショッピングモールで両替しておくこと!特に、以下の場所はレートが良いことで有名です。
- セントラルワールド(CentralWorld):
BTSチットロム駅からすぐの場所にある、巨大なショッピングモールです。
レートの良い両替所が集まっているので、一度にまとめて両替するのに便利です。 - スーパーリッチ(SuperRich):
バンコクで知らない人はいない、有名な両替チェーンです。
緑の看板が目印で、BTSチットロム駅やMRTペッチャブリー駅など、主要な駅の近くにたくさん店舗があります。
レートの良さはもちろん、安心感もあって、在住者からも絶大な信頼を得ています。
ただし、人気の場所なので時間帯によっては並ぶことも。もし時間に余裕があるなら、平日の午前中を狙うのがおすすめです。
「うっかり両替し忘れちゃった!」というときでも、MRTカンペーンペット駅の周辺やJJモールの中にも両替所はあるのでご安心を。
でも、やっぱり事前に市内で両替しておく方が、断然スムーズに楽しめますよ。
現地で両替がお得
両替は日本と現地、どっちがお得?
これはもう、断然現地、バンコクで両替する方がお得です!
日本の空港や銀行は、どうしてもレートが割高になってしまいます。
だから、タイに着いた後、まずは空港でタクシー代や初日の食事代に使う分だけ(1,000〜2,000バーツくらい)を両替して、残りはバンコク市内でまとめて両替するのが賢いやり方です。
チャトチャック市場では、本当に現金が命!
クレジットカードや電子決済が普及しているバンコクでも、この市場ではまだまだ現金が主流です。
特に、屋台でちょっとしたB級グルメを楽しんだり、小さな雑貨屋さんで掘り出し物を見つけたりするときには、現金が必須になります。
しっかり準備をしておけば、チャトチャック市場のお土産やグルメを心置きなく楽しめますよ!
※バンコクのおすすめ料金所について詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
チャトチャック市場の地図と攻略法

チャトチャック市場って、本当に広くて、まるで巨大な迷宮みたいですよね。
「あれ、さっき見つけたあの店、どこだっけ…?」って、迷子になっちゃう人、めちゃくちゃ多いんです。
せっかくバンコクまで来たのに、そんなことで時間を無駄にするのはもったいない!
だからここでは、地図を片手に、賢く楽しく市場を遊び尽くすための、とっておきの裏ワザを教えますね。
チャトチャック市場の地図をゲット
これが、チャトチャック市場を楽しむための最初のミッション!
実はね、チャトチャック市場には、まるでゲームの攻略本みたいな超便利なデジタルマップがあるんです。
これさえあれば、もう迷子になる心配はありません。
インタラクティブマップ
一番のおすすめは、市場が公式に用意しているインタラクティブマップ。
これ、本当にすごいんだ!
スマホで自分の現在地を確認しながら、まるでゲームのように市場の中を歩き回れる、超便利な地図なんです。
使い方も超簡単!
- 市場の入り口や、広場に設置されているQRコードを探す
- スマホのカメラでQRコードを読み取る
- 表示されたウェブサイトにアクセスする
これだけで、リアルタイムで自分の位置を把握しつつ、行きたいお店やエリアにたどり着くことができるんですよ。
Google マップ
もちろん、Google マップも頼りになります。
「Chatuchak Weekend Market」って検索すれば、だいたいの場所はわかるよね。
特に、市場の真ん中にある「時計台」は、待ち合わせの目印にもなるから、地図上で場所を把握しておくと便利ですよ。
ただ、小さなお店はすべてGoogle マップに載っているわけではないから、インタラクティブマップと合わせて使うのが一番賢いやり方なんです。
現地の案内板
もしネットが繋がらなかったり、スマホのバッテリーがピンチのときは、市場の入口にある大きな地図を写真に撮っておくのがおすすめ。
アナログだけど、これだけでもかなりの安心感があるからね。
特に、有名な入口2には分かりやすい地図が置いてあることが多いから、ぜひチェックしてみて。
これらの方法を組み合わせて、チャトチャック市場での宝探しを思いっきり楽しんでみてくださいね!
チャトチャック市場のエリアごとの特徴
地図を見ながら「あ、このエリアにはこんなものが!」って覚えておけば、無駄なく回れます。
- 洋服・雑貨エリア(セクション2〜6、10〜26):
ここは、Tシャツやポーチ、お土産を探すならマスト!ほとんどの人がここから攻めるみたいですよ。 - 家具・インテリアエリア(セクション1、7〜9):
お家にタイの風を吹かせたいならここ!
個性的なランプや家具がたくさんあって、見てるだけでも楽しいんです。
海外発送してくれるお店もあるので、本気で家具を探すのもアリかも。 - ペット・ペット用品エリア(セクション8、11〜13):
まるでちっちゃな動物園!
ワンちゃん、ネコちゃん、熱帯魚なんかがいっぱいいて、動物好きにはたまらない場所。
ただし、日本に連れて帰るのは難しいから、見るだけにしておきましょうね。 - 植物・園芸エリア(市場北側、週末の早朝が狙い目):
朝早く行くと、ひっそりとした雰囲気で植物の買い付けを楽しんでいる人たちに出会えます。
観葉植物やサボテンなど、癒しを求めるならここへ。 - アート&アンティークエリア(セクション7、26付近):
ちょっとおしゃれな掘り出し物を見つけたいならここ!
若手アーティストの作品や、アンティークの食器なんかがあって、他にはない特別なアイテムが見つかるかもしれません。
チャトチャック市場おすすめモデルコース
初めてチャトチャックに行くなら、これを参考にしてみて!
- 【2時間コース】:
「買い物もグルメも、とりあえずサクッと楽しみたい!」って人向け。
雑貨や服のエリアをざっと回って、途中でパッタイやココナッツアイスを食べて、冷たいドリンクで休憩。
これだけでも十分満足できます! - 【半日コース】:
「お目当てのものをじっくり探したい!」って人向け。
午前中は人混みが少ない家具やアートエリアでゆっくり見て、お昼にローカルフードを堪能。
午後は古着エリアで宝探しのように掘り出し物を見つける、なんていうのも楽しいですよ。 - 【1日コース】:
「体力に自信アリ!チャトチャックを丸ごと満喫したい!」って人向け。
朝は涼しい時間に植物エリアからスタート。
次に雑貨・服エリア、ランチを挟んで、家具やアートを見て、カフェで休憩。最後は古着エリアで掘り出し物を探す、完璧な一日コースです!
この「地図×モデルコース」を頭に入れておけば、チャトチャック市場はもう迷路じゃない、自分だけの秘密の遊び場になりますよ。
ぜひ、旅の地図として使ってみてください!
チャトチャック市場のおすすめのお土産

6000軒以上のお店がひしめき合っているャトチャック市場。
もう、歩いているだけでワクワクが止まらないんです。
せっかく来たなら、ただ見るだけじゃもったいないですよね。
ここでは、旅の記憶をぎゅっと詰め込んで、日本に帰ってからも「あ〜、楽しかったな」って思い出せる、そんな素敵なお土産を見つけるヒントをお伝えしますね。
パスポートケースやポーチ
タイらしい色鮮やかなデザインや、象のモチーフが入ったパスポートケースは、まさに旅の始まりにぴったりなお土産です。
軽くてかさばらないので、たくさん買っても荷物になりません。
自分用にはもちろん、旅行好きな友達へのお土産にも喜ばれること間違いなしです。
素材も、レザーや布製、シルク調のものなど、バリエーションが豊富。
手にとって、お気に入りの色や手触りを見つけてみてください。
そして、このパスポートケースが本当に便利なのは、旅の相棒として使うたびに、パスポートと一緒にバンコクの思い出がよみがえるところ。
日常の小物入れとして使えば、使うたびにバンコクの熱気や匂いを思い出せるでしょう。
さらに、ポーチも外せません。
タイらしい柄のポーチは、化粧品やガジェット類をまとめるのに大活躍。
いくつあっても困らないので、つい買いすぎてしまう人も多いですよ。
カレンシルバー
アクセサリーが好きなら、チャトチャック市場でぜひ探してほしいのが、カレンシルバーです。
これは、タイ北部に暮らす山岳民族、カレン族の人々が一つひとつ手作りしている伝統的なシルバーアクセサリーのこと。
工業製品にはない、手作りならではの素朴で温かみのある輝きが最大の魅力です。
カレンシルバーは、一般的なシルバーよりも純度が高い(約95~99.9%)ため、独特の美しい光沢を放ちます。
また、繊細な模様や動物、自然をモチーフにしたデザインが多く、身につけるだけで特別な気分になれます。
ブレスレットやリング、ピアスなど、さまざまな種類のアクセサリーが並んでいて、同じものは二つとありません。
時間をかけて、あなただけの特別な一点を見つけるのは、まさに旅の醍醐味ですよね。
カレン族の職人たちが込めた温かみを感じながら、お気に入りのアクセサリーを探してみてください。
※カレンシルバーについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
古着巡り
チャトチャック市場は、古着エリアが充実していることでも有名。
ブランド古着から、タイならではの個性的なデザインまで幅広く揃っています。
掘り出し物を探すのが楽しいので、洋服好きの方は時間に余裕を持って立ち寄るのがおすすめです。
特に人気なのは、ヨーロッパやアメリカから輸入された古着。
ジーンズ、Tシャツ、ワンピースなどが驚くほどリーズナブルな価格で見つかります。
古着店が密集しているゾーンもあり、まとめ買いをする旅行者も多いです。
また、タイの若者やデザイナーが手を加えたリメイク古着も見逃せません。
人とかぶらない一着を探したい方にぴったりです。
運命の一着を探す旅は、きっと忘れられない思い出になりますよ。
手軽なお土産
お土産に迷ったら、ハーブ石けんやアロマオイル、それにドライフルーツやスパイスなど、軽くて持ち帰りやすいものがおすすめです。
特に、濃厚な甘さのドライマンゴーや、香りが豊かなタイティーの茶葉は、日本に帰ってからも旅の余韻に浸れる定番アイテム。
友達や家族と分け合うのにもぴったりです。
とにかく広いチャトチャック市場、どこから手をつけていいか迷いますよね。
もし時間に余裕がないなら、事前に地図でエリアをチェックしておくのが賢い回り方です。
「パスポートケース」「カレンシルバー」「古着」みたいに、いくつか目当てを決めておくと、効率よく、そして大満足のお買い物ができます。
「せっかく来たんだから、全部見たい!」って思うかもしれないけど、無理は禁物。
自分のペースで、楽しんで回るのが一番ですよ。
※タイのお土産について詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
チャトチャック市場のグルメ

チャトチャック市場は、買い物だけが魅力じゃないんです。
実は、とんでもないグルメの宝庫!所狭しと並ぶ屋台から、ちょっとしたおしゃれなカフェまで、一日中いてもお腹が空くヒマがないくらい、美味しいものにあふれています。
ここでは、ぜひ足を止めて試してほしいグルメや、疲れた体を癒す休憩スポットを紹介しますね。
チャトチャック市場のローカルフード
チャトチャック市場のグルメと言えば、やっぱり巨大パエリア!
「なんでバンコクでスペイン料理?」って思いますよね。
でもね、これがすごいんです。目の前で大鍋を使って豪快に調理する様子は、もう圧巻!
その迫力満点のパフォーマンスがSNSで話題になって、今では市場の「顔」とも言える名物グルメになっちゃいました。
もちろん、タイらしいご飯も最高!
ガパオライスやパッタイ、ソムタム、サテ(串焼き)など、おなじみのメニューがよりどりみどり。
しかも、どれも本当に安くておいしいから、いくつか買って友達とシェアしながら、食べ歩きスタイルで楽しむのがおすすめですよ。
おすすめ屋台リスト
- 巨大パエリア屋台(セクション8付近)- 一度は見ておきたい、直径1メートル以上の鍋で作られる名物!
- ガパオライス屋台(セクション12)- ピリ辛で香り高いタイの定番ランチ。熱々を頬張って!
- パッタイ屋台(セクション2)- 甘じょっぱい味が最高。日本人の口に合うから安心です。
- ソムタム(青パパイヤサラダ)屋台(セクション22)- ちょっと辛いけど、この本場イサーンの味がクセになるんです。
- ココナッツアイス(セクション1)- 殻を器にしたビジュアルも最高!クールダウンにぴったりですよ。
チャトチャック市場のカフェ
広い市場を歩き回ると、休憩したくなりますよね。
大丈夫、おしゃれなカフェやスムージーショップもたくさんありますよ。
冷房の効いたカフェで、ちょっと腰を下ろして一息つくのもいい気分。
特に週末は若い子たちや観光客で賑わっていて、SNS映えするドリンクやスイーツが人気です。
チャトチャック市場のスイーツ&ドリンク
チャトチャック市場はほぼ屋外なので、日中は汗だくになっちゃうことも。
そんなときは、ココナッツアイスやマンゴースムージー、タイティーなど、ひんやり冷たいスイーツやドリンクが大活躍!
特にフルーツジュースは、新鮮で日本ではなかなか味わえない濃厚な甘さを堪能できます。
チャトチャック市場のグルメを満喫するには、大事なコツがあるんです。
それは「営業時間を意識すること」。
市場自体は午前から夜まで開いていますが、人気の屋台は「売り切れ次第終了!」なんてこともよくあるんです。
特にパエリアみたいな話題の屋台は、早めに行くのが吉。
せっかく行ったのに食べられなかった…なんてことにならないように、ぜひ早めの時間に足を運んでみてくださいね。
チャトチャック周辺の平日観光プラン

「チャトチャック市場は週末しかやってないんでしょ?」って思ってませんか?
実は、それは大きな間違い!
週末のあのとんでもない人混みを避けて、ゆっくりと過ごしたいなら、平日のチャトチャック周辺が本当に最高なんです。
ここでは、地元の人たちもよく行く、とっておきの楽しみ方をご紹介しますね。
「JJモール」でショッピング
市場のすぐ隣にある「JJモール」は、まるで週末の熱気をまるごと閉じ込めたかのような、エアコンの効いたショッピングモールです。
タイ雑貨や服、家具まで、週末の市場で売られているものと同じような商品が、じっくりと吟味できます。外の暑さにやられそうになったら、迷わずここに避難しましょう。
地元の人が多いので、値段交渉の練習をしてみるのもいいかもしれません。
それに、フードコートやカフェもあるので、お腹が空いたらすぐに休めるのも嬉しいポイント。
チャトチャック公園
買い物の合間に、ちょっと休憩したくなったら、市場のすぐ隣にある「チャトチャック公園」へ行ってみてください。
週末の市場の熱気とは全く違う、静かで穏やかな空気が流れています。
大きな池の周りを散歩したり、木陰のベンチに座ってぼーっとしたり。
朝や夕方には、地元の人たちがジョギングやウォーキングをしています。
旅の途中で、こんな風にローカルな日常を垣間見るのもいい思い出になりますよ。
チャトチャック平日限定の市場
平日ならではの楽しみ方といえば、なんといっても「プランツマーケット」と「ペットマーケット」です。この周辺では、曜日ごとに特定のエリアで植物やペットを扱う市場が開催されるんです。
植物好きなら、観葉植物からラン、サボテンまで、見たこともないようなグリーンに出会える「プランツマーケット」へ。
動物好きなら、熱帯魚や珍しい鳥、可愛い犬や猫のグッズが並ぶ「ペットマーケット」をのぞいてみましょう。
まるで、タイの日常に少しだけお邪魔させてもらったような、そんな気分になれますよ。
チャトチャックは、週末のにぎやかなお祭り騒ぎもいいけど、平日には平日の、落ち着いた魅力がちゃんとあるんです。
あなたの旅行の予定に合わせて、ぜひこの“裏の楽しみ方”を試してみてください。
きっと、また違うタイの一面を発見できるはずです。
チャトチャック市場の治安とおすすめ持ち物

あの広くて活気のあるチャトチャック市場、本当に楽しいですよね。
でも、何も知らないで行くと「暑いし人多いし、もう無理…」ってなっちゃうことも。
せっかくなら、最後の最後まで「来てよかった!」って思ってほしいから、ここでは私が知ってるちょっとしたコツを紹介します。
服装と持ち物
まず、市場は基本、屋外!
とにかく暑いし、日差しが強いんです。
だから、服装はもう「動きやすさ」が命。
通気性のいいTシャツに、さっと脱ぎ着できる薄手の上着、そして何より歩きやすい靴は絶対です。
サンダルもいいけど、長時間歩き回るならスニーカーの方が足が楽ですよ。
あと、日差し対策で帽子とサングラス、そして日焼け止めはマスト。
そして、喉が渇く前にペットボトルの水を一本持って歩くのを忘れずに。
あとね、買い物を始めると、どんどん荷物が増えていくから、軽くて肩掛けできるバッグや、折りたためるエコバッグを必ず準備していってくださいね。
チャトチャック市場で荷物を預ける方法
チャトチャック市場、本当に広いですよね。
もし大きなスーツケースや重い荷物を持って行ったら、人混みの中を歩き回るだけでヘトヘトになってしまいます。
せっかくの買い物が台無しになるのは避けたいですよね。
「荷物、どこかに預けられないかな?」そう考えるのは当然のこと。
結論から言うと、市場の中に公式の荷物預かり所は基本的にありません。
でも、いくつかの選択肢があるので、ご紹介しますね。
- JJモール(市場の隣にあるショッピングモール)市場に隣接しているこのモールには、インフォメーションカウンターや一部の店舗で、有料で荷物を預かってくれるサービスがある場合があります。
冷房が効いていて、清潔な場所なので、安心して預けられますよ。 - チャトチャック公園のロッカー時期によっては、市場に隣接するチャトチャック公園やその周辺施設にロッカーが設置されていることがあります。
ただし、ロッカーのサイズには限りがあるので、大きなスーツケースは入らないかもしれません。 - ホテルや空港の荷物預かりを利用するこれが一番確実で安心な方法です。
日帰りでチャトチャックを訪れる場合は、宿泊しているホテルに荷物を預けてから行くのがベスト。
もちろん、スワンナプーム空港やドンムアン空港にも有料の荷物預かりサービスがあるので、そちらを利用する手もあります。
市場の中に「ここに預けられる!」という場所はないと思っておいた方が良いでしょう。
一番のおすすめは、ホテルや空港に荷物を預けて、身軽な状態で市場を楽しむことです。
どうしても荷物がある場合は、まず隣のJJモールをチェックしてみるのが良いでしょう。
スリ対策とトイレ事情
人が多い場所だから、どうしてもスリには気をつけないとダメなんです。
お財布やスマホは、リュックの後ろじゃなくて、体の前側に抱えるように持つのが安心です。
あとは、買い物の時、スマホをテーブルに置いたままにしないとか、ちょっとした意識で防げますよ。
それと、トイレ問題。
市場内にもあるけど、混んでたり、まぁ…あんまりきれいじゃないことが多いかな。
もし、清潔さを重視するなら、隣にある「JJモール」や「チャトチャック公園」のトイレを借りるのがおすすめです。
あと、海外のトイレはティッシュがないこともあるから、ポケットティッシュとハンドジェルは持っておくと本当に助かります!
チャトチャック市場付近の寄り道スポット
せっかく市場に来たなら、その周辺も楽しんでほしいです。
例えば、隣接する JJモール に入れば、エアコンの効いた天国で涼みながらショッピングができます。
買い物に疲れたら、緑豊かな チャトチャック公園 に行って、地元の人たちに混じってのんびりするのも気持ちいいですよ。
MRTで一駅の「バンスー中央駅」のあたりが最近開発されて、新しいショッピングモールやカフェがどんどんオープンしてるんです。
市場のついでにちょっと足を延ばしてみると、また新しいタイの一面を発見できて、すっごく楽しいですよ。
暑さ対策や持ち物をしっかり準備して、身の回りに少しだけ気を配れば、チャトチャック市場は本当に最高の思い出になります。
そして、市場の外にも目を向ければ、旅はもっともっと充実するはず。
ぜひ、あなたらしい楽しみ方を見つけてくださいね!
チャトチャック市場からタイ各地へのアクセス

チャトチャック市場の周辺は、実は「タイ各地への玄関口」としても便利なエリアです。
観光のついでに地方旅行を計画している方は要チェックです。
バンスー中央駅(Bang Sue Grand Station)
MRTブルーラインで市場から1駅(カンペンペット駅やチャトチャック公園駅からすぐ)の距離にある、タイ最大級の鉄道ターミナルです。
ここからチェンマイ、ノーンカーイ(ラオス国境)、ウボンラーチャターニーなど、タイ全土へ行く長距離列車が発着しています。
チャトチャック市場観光のあと、夜行列車で地方へ移動するというルートも人気です。
バンコク北バスターミナル(モーチット・マイ)
市場からタクシーで10分ほどの場所にあり、タイ北部・東北部方面への長距離バスの拠点です。
チェンマイ、チェンライ、ブリーラム、ウドンターニーなど、鉄道では行きにくい都市にもアクセス可能。
早朝から深夜まで発着便があり、座席の種類もVIPバスから格安バスまで幅広くそろっています。
つまり、チャトチャック市場を「バンコク観光の最後の立ち寄り場所」として楽しみ、そのまま地方旅行へ移動するという使い方ができるんです。
「買い物+地方移動」の組み合わせを考えるなら、荷物の預け方や市場での滞在時間も計画的にすると安心ですね。
まとめ
バンコクに来たら絶対に外せない場所、チャトチャック市場!
初めて行く人は、あの広さにびっくりするかもしれないけど、行き方や時間を事前に調べておけば大丈夫。
ちゃんとたどり着けるし、お店もじっくり見て回れますよ。
市場の中は、タイらしい可愛い雑貨や、思わずスマホを取り出したくなるような美味しいグルメでいっぱい。
歩いているだけでワクワクが止まりません!
それに、週末だけじゃなく、平日も楽しめるエリアがあったり、隣接する公園でひと休みできたりと、いろんな過ごし方があるんです。
実は、私もブリーラムに移動する途中に何度も立ち寄っているんですが、行くたびに「こんなお店あったんだ!」っていう新しい発見があって、本当に飽きないんですよね。
この記事を読み終わったら、きっと「よし、チャトチャック市場に行こう!」って気持ちになっているはず。
ぜひ、ここでの体験が、あなたのタイ旅行を最高に楽しいものにしてくれることを願っています!