タイの東北地方・ブリーラム在住のムーランです。
ドンムアン空港は私にとって親しみのある場所です。
移住前から何度もタイを訪れ、タイ語を勉強したり、友人を訪ねたり…。
そのほとんどの旅の玄関口が、この空港でした。
そして今も日本への帰国や友達がタイに遊びに来た時に、よくこの空港を利用しています。
バンコク市内へのアクセスも便利で、時間帯によっては驚くほど空いていて、チェックインもスムーズ。
派手さはないけれど、落ち着ける空港です。
空港ショッピングに関しては、確かにスワンナプーム国際空港のほうが店舗数や規模では上。
しかし、私のように「選択肢が多すぎると迷ってしまうタイプ」にとっては、ドンムアンの程よい店舗数こそが魅力。
限られた中から選ぶほうが、意外と満足度が高いんです。
この記事では、ドンムアン空港のターミナル別お土産売り場・免税店情報、人気お土産ランキング、営業時間や免税手続きのコツまで、旅の締めくくりに役立つ情報を詰め込みました。
ドンムアン空港とは

バンコクには、空からやってくる旅行者を迎える空港が2つあります。
ひとつは、巨大でピカピカ、世界中から人が集まるスワンナプーム国際空港。
そしてもうひとつは、少し北にあるドンムアン空港(Don Mueang International Airport)。
このドンムアン空港、実はかなりのベテラン。
1914年開港という、アジアでも屈指の歴史を誇る空港なんです。
長い間タイの空の玄関口として活躍していましたが、2006年にスワンナプーム空港ができたことで、その役目を一度は譲りました。
でもここで物語は終わりません。LCC(格安航空会社)が急成長する中、ドンムアン空港はLCC専用の拠点として復活。
今では再び、多くの旅行者を送り迎えする賑やかな空港になっています。
スワンナプーム空港との違い
- 場所:
- スワンナプーム空港…バンコク中心部から東へ約30km
- ドンムアン空港…バンコク中心部から北へ約24km(市内からはこちらが近い)
- 役割:
- スワンナプーム…JALやANA、タイ国際航空などフルサービスキャリアの拠点
- ドンムアン…エアアジアやスクートなどLCCの拠点
- 雰囲気:
- スワンナプームは巨大で近代的、国際線が多い
- ドンムアンはコンパクトで動線が短く、国内線や近距離国際線が中心
※スワンナプーム空港について詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
ドンムアン空港利用の航空会社
もしあなたが日本からドンムアン空港に降り立つなら、それはきっとLCCでの旅でしょう。
- タイ・エアアジアX(成田、関西、中部から直行便)
- スクート(成田からドンムアン経由)
- 季節限定のチャーター便もあり
LCCは座席や機内食がシンプルな分、航空券代がぐっと安くなります。
その分、バンコクでの食事やお土産に回せるのは、旅好きにとっては大きな魅力ですよね。
ドンムアン空港のメリット・デメリット
ドンムアン空港のメリット
- 市内から近い
バンコク中心部からタクシーやバスでサクッとアクセス可能。
渋滞がなければ30〜40分で到着でき、「あれ、もう着いちゃった?」と思うくらいの距離感です。 - 国内線と国際線が徒歩で移動できる
ターミナル同士が連絡通路でつながっているので、迷子になる心配なし。
国内線から国際線への乗り継ぎも、荷物を引きずりながら数分歩くだけでOKです。 - LCC利用で旅行費用を節約できる
格安航空券で浮いたお金は、そのまま現地のグルメやショッピングに回せます。
浮いた分で一泊ホテルをアップグレード、なんて使い方もアリですね。 - お土産や免税店が意外と充実
コンパクトな空港なのに、お土産売り場や免税店の品揃えがなかなか豊富。
「え、こんなに揃ってるの?」とつい立ち止まり、時間ギリギリまでショッピングしてしまうかもしれません。
ドンムアン空港のデメリット
- 混雑しやすい
LCC便が集中しているせいか、朝夕のピーク時はチェックインや保安検査場が長蛇の列。
並びながら「間に合うかな…」とハラハラしないためにも、早めの到着が安心です。 - 設備の古さを感じる部分も
スワンナプーム空港に比べると、建物や内装は少し年季が入った印象。
最新型のラウンジや広々とした待合スペースを期待すると、ちょっと物足りなく感じるかもしれません。 - 深夜便利用時の交通手段が限られる
深夜〜早朝は電車やバスがほとんど動いていないため、タクシー頼み。
深夜料金や、時間帯によっては空港前のタクシー待ち列も覚悟しておく必要があります。 - 搭乗口までの移動が意外と遠いことも
小さい空港のイメージとは裏腹に、ゲートによってはかなり歩くことも。
荷物が多いと「え、まだ着かないの?」と心の中でつぶやく場面もあるかもしれません。
では次に、ドンムアン空港ターミナル1・2のお土産売り場とその違いをじっくり見ていきましょう。
ドンムアン空港ターミナル1・2のお土産売り場を比較

ドンムアン空港にはターミナル1(国際線)とターミナル2(国内線)の2つがあります。
どちらにもお土産売り場はありますが、実は品ぞろえや雰囲気がけっこう違うんです。
「え、同じ空港なのに?」と思うかもしれませんが、ここを知っているかどうかで、お土産選びの満足度がかなり変わります。
ターミナル1(国際線)
国際線専用のターミナル1は、まさにお土産天国。
- 保安検査前では、タイ雑貨やお菓子のショップが到着ロビー周辺に並びます。
飛行機に乗る前にゆっくり回ってもいいし、早く着きすぎても時間を持て余しません。 - 保安検査後になると、さらに華やかに。免税店やブランドショップがずらりと並び、化粧品や時計、お酒などが免税価格で手に入ります。
タイ限定パッケージのお菓子やスイーツも多く、帰国直前に「やっぱり買っておこう!」となる人が続出です。
ターミナル2(国内線)
国内線専用のターミナル2は、免税店こそありませんが、タイのローカル感を楽しめるお土産売り場が充実。
- 保安検査前には、タイ各地の特産品コーナーや、スーパー感覚で買えるスナック菓子が並びます。
- 保安検査後にも、カフェやローカル土産店があり、ラッピング済みの食品が多いのが特徴です。
飛行機に乗る前にちょっと立ち寄るのにぴったり。
国際線を利用される方は、ターミナル1の保安検査後エリアがおすすめです。
免税価格で購入できるだけでなく、商品の品ぞろえも非常に豊富です。
国内線を利用される方も、もし時間に余裕があれば、徒歩5〜10分で移動できるターミナル1に足を運んでみてはいかがでしょうか。
なお、早朝便や深夜便を利用される際は、お土産売り場の営業時間を事前に確認しておくと安心です。
ドンムアン空港のお土産売り場と雑貨ショップ

ドンムアン空港に到着して、最後の最後までお土産選びってワクワクしますよね。
でも、「保安検査の前と後、どっちで買うのがいいの?」って、ちょっと迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんなあなたの疑問にお答えできるよう、ターミナル1とターミナル2のショップを、それぞれのエリアの雰囲気と共にご紹介しますね。
保安検査前(出発フロア)のショップ
フライトまで時間に余裕があるなら、ぜひこのエリアをゆっくり見て回るのがおすすめです。
タイらしい雑貨やお菓子をじっくり選んで、
「これ、友達にあげたら喜んでくれそう!」
なんて想像しながら買い物するのも楽しい時間ですよね。
ただし、液体やジェル類は手荷物制限にひっかかる可能性があるので、少し注意してくださいね。
- OTOPショップ:タイ各地の温もりある特産品や伝統工芸品が手に入ります。
- ロイヤルプロジェクトショップ:タイ王室が支援する、高品質な食品や雑貨が並んでいます。
- Thai Smile Shop:タイらしいかわいいポーチや小物がたくさん。思わず手に取ってしまいます。
- Boots(ブーツ):ドラッグストアですが、実はタイ限定のコスメやアロマ探しにぴったり。旅の疲れを癒す自分用のお土産にもってこいです。
- スターバックスコーヒー:出発前にホッと一息。タイ限定のタンブラーやお土産も見つけられるかもしれませんよ。
- チャートラームー:甘くて美味しいタイティーの専門店。
- お菓子ショップ:ドライマンゴーやココナッツキャンディなど、定番のお土産はこちらでどうぞ。
※タイのお土産について詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
保安検査後(制限エリア)のショップ
「あ!あれ買い忘れた!」なんて時でも大丈夫。
搭乗ゲートの近くには、便利なショップがたくさんあります。
免税価格で買えるので、ブランド品やお酒を狙っている方には断然お得!
液体物も気にせず買えるので、最後の駆け込みショッピングに最適です。
- King Power Duty Free(免税店):ブランドバッグや香水、化粧品はもちろん、タイ限定のお菓子や雑貨も豊富です。欲しかったあのブランド品に手が届くかもしれません。
- Jim Thompson(ジム・トンプソン):特別な人への贈り物には、やっぱりタイシルクの老舗、ジム・トンプソンが外せません。
- NaRaYa(ナラヤ):リボンモチーフがとっても可愛いバッグやポーチは、お土産にしてもきっと喜ばれます。
- Boots(ブーツ):保安検査前と同じく、コスメやアロマが揃っています。
- The Mall Skyport:様々な商品が集まる、便利なショッピングエリアです。
- Local Thai Souvenir Shop:ココナッツチップスやタイカレーのレトルトなど、定番のタイ土産が勢揃いしています。
※Jim Thompson(ジム・トンプソン)について詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
ターミナル2のショップ
国内線をご利用の方もご安心ください。
ターミナル2にも、便利なショップがしっかり揃っていますよ。
- アディダス(adidas)
- パンドラ(PANDORA)
- ラルフローレン(Ralph Lauren)
- チャールズアンドキース(CHARLES & KEITH)
- セブンイレブン
- DAO COFFEE
- Cafe Amazon
- 薬局(LAB PHARMACY)
旅の締めくくりに、ドンムアン空港でのお土産探しはワクワクするひとときです。
- 時間に余裕があって、ゆったり見たい方 → 保安検査前で楽しむのがおすすめです。
- 免税価格でブランド品を狙いたい方 → 保安検査後が断然お得ですよ。
- 「買い忘れた!」という方 → 迷わず保安検査後のショップへ!
旅の思い出を形にするお土産探し。
ドンムアン空港での最後の時間を、ぜひ楽しんでくださいね!
ドンムアン空港のお菓子・スイーツ・雑貨お土産ランキング

タイ旅行の楽しみといえば、やっぱり「お土産選び」!
特にお菓子やスイーツ、かわいい雑貨は、友達や家族にも喜ばれる定番です。
「何を買おうかな?」と迷っているあなたのために、ドンムアン空港で買える人気お土産ランキングをお届けします。
1位:ドライマンゴー
タイのお菓子の中でも断トツ人気は、やっぱりドライマンゴー。
「甘くてジューシー!」と日本でもファンが多いですよね。
軽くて持ち帰りやすいのも嬉しいポイント。
2位:ココナッツチップス
サクサクの食感とほんのり甘いココナッツの香りがクセになる、ヘルシースナック。
「小腹がすいたときにパクッ」と気軽に楽しめるのが魅力です。
3位:カオクア(炒り米)
「え?お菓子?」と思うかもしれませんが、カオクアは甘じょっぱい味付けがクセになる、タイの伝統的な炒り米。
スナック感覚で食べられるので、お酒のおつまみにもぴったり。
4位:タイティーキャンディ
タイの定番ドリンク「タイティー」がキャンディになったもの。
濃厚な甘みと香りが口いっぱいに広がって、ちょっとした旅の味わいを持ち帰れます。
5位:ジム・トンプソンのタイシルク雑貨
タイ土産の王道、ジム・トンプソン。
シルクのストールやポーチは、おしゃれな友達への贈り物に最適。
空港のショップで手に取ると、その高級感に「これぞタイ!」とテンションが上がります。
6位:象モチーフの雑貨
タイの象は幸運のシンボル。
かわいいキーホルダーや置物、文房具など、日常使いできる雑貨がたくさん揃っています。
「ちょっとしたお土産にぴったり!」と日本でも大人気です。
ドライマンゴーやココナッツチップスは軽くて持ち運びやすいし、雑貨は思い出も一緒に持ち帰れる素敵なお土産。
どれもドンムアン空港のお土産売り場で簡単に見つかるので、ぜひチェックしてくださいね。
旅行の最後に、お気に入りのお土産を見つける時間って、ちょっと幸せ。
「ああ、またタイに来たいな」と思いながら、旅の余韻を楽しんでください。
※タイのお土産について詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
ドンムアン空港の免税店一覧

ドンムアン空港でのお土産ショッピングの醍醐味といえば、やっぱり免税店!
「せっかくだからブランド品や香水をお得に買いたい!」と思っているあなたに、ドンムアン空港の免税店と人気ブランドをご紹介します。
免税店一覧
ドンムアン空港の免税店は主にターミナル1の保安検査後エリアに集中しています。
ここでは、たくさんのブランド品やコスメ、お酒などが揃っていて、時間を忘れてショッピングに夢中になれる空間です。
- King Power Duty Free
ドンムアン空港の代表的な免税店。
香水、化粧品、時計、バッグなど多彩な商品が勢ぞろい。
タイ限定のアイテムも見逃せません。 - Power Buy Duty Free
電化製品やガジェットの免税店。
最新のスマホやカメラが気軽にチェックできます。 - Liquor & Tobacco Shop
お酒やタバコも免税価格で手に入るので、お酒好きの方は要チェック。
人気取り扱いブランド
- シャネル(Chanel)
香水や化粧品は特に女性に人気。ドンムアン空港で免税価格で買えるのは嬉しいポイント。 - ディオール(Dior)
洗練されたデザインのコスメやバッグは、プレゼントにもぴったり。 - ロレアル(L’Oréal)
価格も手ごろで、普段使いにおすすめのスキンケア製品が豊富。 - ジム・トンプソン(Jim Thompson)
免税店でも人気のタイシルクブランド。高級感ある雑貨やファッションアイテムが揃います。 - タイ限定ブランドやコスメ
ドンムアン空港ならではの限定商品も。ここでしか買えない特別なお土産を探してみてください。
免税店を賢く利用するポイント
- 免税店は保安検査後エリアにあるので、購入後はすぐに搭乗ゲートに向かえます。
- 液体類は機内持ち込み制限を気にせず購入できるのが嬉しいですね。
- 人気ブランドの商品は売り切れることもあるので、早めのチェックがおすすめ。
「せっかくタイに来たなら、免税店でワンランク上のお土産を」そんな気持ちに応えてくれるドンムアン空港の免税店。
旅の最後に、ぜひお気に入りの一品を見つけてくださいね。
※タイのおすすめお土産コスメについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
ドンムアン空港お土産売り場の営業時間

旅行の最後の楽しみ、空港ショッピング。
でも、せっかく早く到着したのに、お目当ての店が閉まってると、なんとももったいない気持ちになりますよね。
そんなあなたのために、ドンムアン空港のショップ営業時間をわかりやすく整理しました。
深夜便や早朝便をご利用でも慌てず買い物を楽しめるはずです。
保安検査前エリア(到着ロビー付近など)
このエリアではほとんどのお店が
早朝から深夜まで
連続営業しています。
特にターミナル1到着ロビー周辺は、深夜便の利用者に配慮して夜遅くまで明かりの残る店舗が多く、お迎えや到着の際に立ち寄るのにもぴったりです。
保安検査後エリア(免税店など)
ここでは、多くのお店が
午前6時〜深夜0時ごろまで
の営業ですが、例外的に24時間営業のショップも4店あります:
- Duty Free(ターミナル1・出発/到着エリア)
- SK-II(ターミナル1・出発エリア)
- Tax Free (AL5)(ターミナル1・到着エリア)(donmueang.airportthai.co.th)
- Time Zone(時計店・ターミナル1・出発エリア・3階)(donmueang.airportthai.co.th)
これなら「夜中でも買い物できる!」という安心感がありますね。
主なショップ営業時間
ショップ名 | 所在エリア | 営業時間(目安) |
---|---|---|
Duty Free(ターミナル1・出発/到着) | 保安検査後エリア | 24時間営業 |
SK-II(ターミナル1・出発) | 保安検査後エリア | 24時間営業 |
Tax Free (AL5)(ターミナル1・到着) | 保安検査後エリア | 24時間営業(donmueang.airportthai.co.th) |
Time Zone(ターミナル1・出発3階) | 保安検査後エリア | 24時間営業(donmueang.airportthai.co.th) |
King Power Duty Free | 保安検査後エリア | 6:00〜23:00 |
Thai Smile Shop/タイ雑貨店 | 保安検査前エリア | 5:00〜24:00(店舗により異なる) |
NaRaYa(ナラヤ) | 国内線出発・ターミナル2 | 5:00〜19:30頃(NaRaYa) |
Boots(ブーツ/ドラッグストア) | 広い範囲に店舗あり | 多くは早朝〜深夜営業(例:一般05:00〜23:00前後)(donmueang.airportthai.co.th) |
Jim Thompson | 免税・ファッションエリア | 多くの空港と同様に保安検査後で営業時間長めと推測されます(donmueangairport.com) |
The Mall Skyport | 空港内モール型店舗 | 詳細な営業時間情報は公式で明記されていませんが、他店舗に合わせて5:00〜22:00くらいが多いです(donmueang.airportthai.co.th) |
カフェ・軽食店 | 両エリアに多数 | 早朝〜深夜まで営業が一般的。店舗により異なる |
深夜便や早朝便の際は、まずは24時間営業のショップからチェックすれば、安心してお土産探しできますよね。
それでも、お気に入りのショップがあるなら、事前に営業時間を空港公式サイトなどでチェックしておくのがスマートです。
ドンムアン空港のショップは、たいてい営業時間が長くて本当に頼りになります。
それでも「閉まってた!」という残念体験を防ぐために、ちょっとした計画が旅をより楽しくしてくれます。
空港でのお買い物は、旅の最後に自分へのご褒美を買うようなもの。
時間をうまく使って、素敵なお土産をゲットしてくださいね!
ドンムアン空港の免税店エリアの歩き方

「実は、ドンムアン空港の免税店エリアやお土産ショップの“全体像”をひと目で見られる観光用の詳細フロアマップは、ネット上ではほとんど見つからないんです。
「え、じゃあ行ってから迷うしかないの?」と思うかもしれませんが、ご安心ください。
公式ホームページには、各ショップの名前と、きちんと“何階のどのエリア”にあるのかが掲載されています。
ドンムアン空港公式ホームページショップガイド
たとえば、「ターミナル1・3階・国際線出発エリア」と書かれていれば、それは保安検査を終えてパスポートコントロールを抜けたすぐ先、免税店が並ぶゾーンにある…
という具合にだいたいの位置を把握できます。
事前に気になるショップをいくつかチェックしておけば、到着してから「あの店はあっちだ!」とスムーズに向かえますし、買い忘れも防げます。
さらに、現地のターミナル内には案内看板が充実しているので、英語やタイ語表記でもショップ名さえ覚えていれば、迷子になる心配はありません。
コツとしては、まず出発前に公式サイトで“絶対に行きたい店リスト”を作っておくこと。
そして、到着したら免税店エリアの入口付近で案内表示をチェックし、通路の左右どちら側に目的の店があるかを把握してから歩き始めることです。
これだけで、移動のロスを減らしながら、効率よく買い物を楽しめます。
せっかくの旅行終盤、空港でのショッピングも思い出の一部。
フロアマップがなくても、少しの下調べと現地での観察力で、自分だけの“ドンムアン空港お買い物マップ”を作ってみましょう。
きっと宝探しのようなワクワク感が味わえますよ。
ドンムアン空港での免税手続き

「免税手続き」って、なんだか複雑そうで面倒…そんなふうに思っていませんか?
実は私も最初はそうでした。
でも、一度やってみると「あれ?思ったより簡単じゃん!」と感じるはずです。
しかもドンムアン空港なら、日本に持ち帰るお土産やお買い物の一部がちゃんと免税対象になるので、うまく活用すれば“旅の最後にちょっと得した気分”が味わえます。
まずは免税の条件を軽く頭に入れておきましょう。
タイでは、同じ日に同じお店で
2,000バーツ以上買い物をすると、そのレシートは免税申請に使えます。
そして旅行全体での
合計購入額が5,000バーツ
を超えていることが条件。
お店でお会計するときはパスポートを見せて、「VAT Refund」と言えば、専用の書類(VAT Refund Application Form)を用意してくれます。
これとレシートは、旅の命綱だと思って大事に保管してください。
空港での流れは、意外とシンプル。
出発当日、まず保安検査前に「VAT Refund for Tourists Office」へ行きます。
ここで書類と商品をチェックしてもらい、係員がOKを出したらスタンプを押してくれます。
ポイントは、買った品をスーツケースの奥底に入れないこと。
時々「見せてください」と言われるので、手荷物で持っておくと安心です。
そのあとは保安検査・出国審査を通って、保安検査後の免税カウンターへ。
ここで書類とパスポート、レシートを渡せば、現金かクレジットカードで還付を受けられます。
現金だとその場でタイバーツをもらえますが、少し手数料がかかります。
クレジットカードなら手数料は低めですが、反映されるまで数週間待つことも。
どちらを選ぶかは、その時の旅の残り時間や手持ち現金次第ですね。
小さなコツとしては、免税を狙うなら最初からまとめ買いを計画しておくこと。
そして当日は少し早めに空港に到着すること。
混んでいなければ5〜10分で終わりますが、観光シーズンや便が集中する時間帯だと列が伸びることもあります。
免税手続きは、旅の最後にできる“お財布のボーナスステージ”みたいなもの。
数百バーツでも還ってくれば、空港のカフェでラストのタイコーヒーを楽しんだり、ちょっとした追加お土産を買ったりできます。
ぜひ試してみて、気持ちよく日本に帰りましょう。
まとめ
ドンムアン空港は、決して派手ではありません。
でも、派手じゃないからこそ落ち着けるし、「ああ、帰ってきたな」と感じさせてくれる空港です。
ターミナルごとのお土産売り場の違い、保安検査前後のショップの位置、免税店のブランドラインナップ、そして人気お土産の傾向…
これらを少し知っておくだけで、慌ただしい空港時間が驚くほどスムーズになります。
私も最初の頃は、広い空港内をウロウロしては飛行機の時間ギリギリになり、買いたかったお菓子を諦めたこともありました。
でも今では、どこに何があるか、どの時間帯なら空いているかもなんとなく分かるようになって、買い物もずっと楽になりました。
そして、ここで買ったお菓子や雑貨を日本の友人に渡すと、みんな口を揃えて「私もタイに行きたい!」と言ってくれます。
その一言がうれしくて、「次は何を買って帰ろうかな」と考えながら空港を歩くのも、私にとって旅の楽しみのひとつです。
あなたも次にドンムアン空港を利用する時は、“最後の観光スポット”として、ぜひお土産選びを楽しんでみてください。
きっと、タイ旅行の余韻を、家に帰ってからもじんわり味わえるはずです。