タイのブリーラムに住んでいる日本人のムーランです。

私は日本人、夫はタイ人。
「新婚旅行はどこへ行く?」と聞かれ、私たちが選んだのは“タイ”でした。
ヨーロッパやハワイといった定番ではなく、夫の故郷であり、私にとっても毎回新しい魅力を発見できる国です。
観光地として馴染みがある分、「新婚旅行っぽくないかも」と思ったのも事実。

でも、実際はその逆。

都会・自然・海、それぞれの顔をもつタイは、にぎやかさと静けさを自由に行き来でき、ふたりの好みが違ってもどちらも満足できました。
特に印象的だったのは、手の届く価格で受けられる高品質なサービス。
贅沢なスパやリゾート体験が、想像以上に身近だったのです。

さらに、現地の人々の温かさが旅全体をやさしく包み込んでくれました。
特別な体験を、自然体で味わえる――それが、タイ新婚旅行の真価。

この記事では、実際に役立つ旅の構成例、予算感、滞在中の工夫をリアルにご紹介していきます。
タイを「候補のひとつ」ではなく、「本命」として考えてみませんか?

目次
  1. 新婚旅行先として魅力的な理由
    1. スパ・エステ・マッサージ天国で至福の時間
    2. 写真映えスポットが盛りだくさん!
    3. コスパの良さも新婚旅行向き
  2. タイのビーチリゾートの魅力
    1. プーケット(Phuket)
    2. サムイ島(Koh Samui)
    3. チャーン島(Koh Chang)
    4. クラビ(Krabi)
    5. ホアヒン(Hua Hin)
  3. タイ新婚旅行の予算・日数・ベストシーズン
    1. 航空券のコツ
    2. 宿泊費のリアル
    3. 食事とアクティビティ
    4. 私たちが選んだ旅行日数とプラン
    5. 実際に行ってわかった!タイ新婚旅行のベストシーズン
  4. タイ新婚旅行での服装選び
    1. 乾季(11月〜2月)は軽装+日差し対策を
    2. 暑季(3月〜5月)は通気性重視の素材を
    3. 雨季(6月〜10月)は急な雨対策を
    4. 寺院観光では露出NG
    5. ビーチではラッシュガード&サンダルが活躍
    6. レストラン・バーではドレスコードに注意
  5. タイ新婚旅行におすすめのホテル
    1. 【プーケット】ケープ シエナ プーケット ホテル&ヴィラ(Cape Sienna Phuket Hotel & Villas)
    2. 【プーケット】アナンタラ・マイカオ・プーケット・ヴィラズ(Anantara Mai Khao Phuket Villas)
    3. 【バンコク】イーストin グランド ホテル(Eastin Grand Hotel Sathorn)
    4. 【バンコク】バンヤンツリー・バンコク(Banyan Tree Bangkok)
    5. 【チェンマイ】137 ピラーズ ハウス(137 Pillars House Chiang Mai)
  6. タイ新婚旅行で訪れたい!バンコク&近郊のおすすめ観光地
    1. ワット・ポー|寝釈迦仏に癒されるひととき
    2. ワット・アルン|夕焼けに染まる仏塔は必見!
    3. 王宮&エメラルド寺院|非日常の豪華さに感動
    4. アユタヤ遺跡|夕暮れの幻想的な風景にうっとり
    5. メークローン線路市場&アンパワー水上マーケット|わくわくの新婚旅行体験
  7. タイ新婚旅行にぴったりなロマンチックレストラン&屋台グルメ
    1. 絶景ルーフトップディナー|Vertigo and Moon Bar(バーティゴ&ムーンバー)
    2. 川沿い×おしゃれタイ料理|The Never Ending Summer
    3. 気軽に屋台グルメ|Ratchada Train Night Market(ラチャダー鉄道市場)
    4. 王室スタイルの高級タイ料理|Blue Elephant(ブルーエレファント)
    5. バンコク名物|プーパッポンカリー(蟹のカレー炒め)
  8. 二人の思い出に残るおすすめショッピングスポット
    1. ICONSIAM(アイコンサイアム)
    2. チャトチャック・ウィークエンドマーケット
    3. サイアム・パラゴン
    4. アジアティーク・ザ・リバーフロント
    5. ナラヤ(NaRaYa)
  9. タイ新婚旅行を考えるとき、よく比較されるところってどんなところ?
    1. バリ島(インドネシア)
    2. セブ島(フィリピン)
    3. モルディブ
    4. ハワイ
  10. タイ人の夫とだからこそ気づいた!新婚旅行で注意したいこと
    1. 渋滞の感覚は「予想の3倍」を見ておくべし
      1. ✔︎ 現地のアドバイス
    2. 寺院巡りは“心づかい”がすべて
      1. ✔︎ 実際に気をつけたこと
    3. 屋台グルメは“地元の人気度”が安全の基準
      1. ✔︎ 屋台選びのコツ
    4. タイ人の“辛さ基準”は日本の非常識レベル
      1. ✔︎ 辛さ対策
    5. 観光地の「ちょっとした勧誘」は丁寧に断る
      1. ✔︎ タイ人の夫のアドバイス
  11. まとめ

新婚旅行先として魅力的な理由

まず、タイが新婚旅行先として人気な理由は、なんといっても観光のバリエーションの豊富さ。
歴史を感じる寺院や美しいビーチ、そしてグルメ、スパ、ナイトマーケットまで、見どころがギュッと詰まっています。

しかも、タイの人たちはとっても優しくて親切。
英語も通じやすいし、困っていたらすぐ助けてくれるんです。

このおもてなしの心が、旅行の満足度をさらに高めてくれます。

スパ・エステ・マッサージ天国で至福の時間

タイといえば、やっぱりスパとマッサージ!
新婚旅行では、普段なかなかできない贅沢をしようと、夫婦でスパ体験をしてきました。

特におすすめは「アロマオイルマッサージ」。
力加減もちょうど良く、旅の疲れが一気に吹き飛びました。
日本だと1時間1万円以上はするコースも、タイなら約1,000~3,000バーツ(約4,000~12,000円)ほど。
本格的なサービスをこの価格で受けられるのは、かなりお得です。

ちなみに、バンコク以外でも、プーケットやサムイ島のリゾートホテル内には絶景スパがあります。
私の友人夫婦は、海を眺めながらマッサージを受けて感動したそうですよ。

写真映えスポットが盛りだくさん!

タイには、カメラ好き・インスタ好きにはたまらないフォトジェニックなスポットがたくさんあります。
私もスマホのカメラロールがタイ旅行の写真でパンパンになりました。

バンコクでは、やっぱり「ワット・プラケオ(エメラルド寺院)」は外せません。
黄金の建物がキラキラと輝いていて、本当に圧巻です。
夜の「ワット・アルン(暁の寺)」も素敵で、ライトアップされた姿がとても幻想的。
夫と二人で夜景を眺めながら撮った写真は、今でも大切な思い出です。

それから、最近人気なのが「ワット・パークナム」。
天井に描かれたエメラルドグリーンの曼荼羅(まんだら)がとても美しくて、写真映え間違いなし。
インスタでもよく見かける有名スポットです。

リゾート地では、サムイ島の「ナムアンの滝」やプーケットの「プロムテープ岬」がおすすめ。
特にプロムテープ岬の夕焼けは、地元の人もわざわざ見に行くほどの絶景です。
夕暮れ時に手をつないで眺める海の景色は、ロマンチックそのもの。
私たちもここで記念写真をたくさん撮りました。

コスパの良さも新婚旅行向き

新婚旅行といえば、つい高級志向になりがち。
でも、タイなら手頃な価格で贅沢気分が味わえます。
五つ星ホテルの宿泊でも、1泊1万円台から泊まれるところも多く、スパも高級ディナーも、日本に比べてずっとリーズナブル。

私たちもバンコクとプーケットで、それぞれ五つ星ホテルに泊まったのですが、朝食ビュッフェが豪華すぎてびっくりしました。
エッグベネディクトやトロピカルフルーツ、タイのローカル料理もあって、朝からお腹いっぱい。

さらに、移動も便利で、LCC(格安航空会社)を使えば、バンコクからプーケットやチェンマイまで気軽に行けちゃいます。
これなら色んな都市を組み合わせた周遊型の新婚旅行も楽しめます

タイのビーチリゾートの魅力

タイって、実はビーチリゾート天国なんです。
私たちも新婚旅行でプーケットとピピ島に行ったんですが、透き通る海と真っ白な砂浜に、心から感動しました。

せっかくならふたりで一生の思い出に残る場所に行きたいですよね。
ここでは新婚旅行で人気のタイのビーチリゾートを厳選してご紹介します。

「アクセスは?移動時間は?雰囲気は?」など、旅行を計画するうえで気になるポイントもまとめたので、ぜひ参考にしてください。


プーケット(Phuket)

アクティブ派ものんびり派も満足できる万能リゾート

タイで一番有名なビーチリゾート。
美しいビーチも豪華なホテルも揃っていて、アクティビティも豊富。
新婚旅行なら、プライベートプール付きの「バンヤンツリー・プーケット」が断然おすすめ。
ふたりきりで静かに過ごせる贅沢なヴィラです。

ピピ島にもすぐ行けるので、少し足を伸ばして映画のロケ地巡りも。

【移動手段】
バンコクから飛行機で約1時間20分。
1日20便以上飛んでるのでスケジュールも立てやすい。
空港からホテルまでは送迎サービスを頼むと安心。


サムイ島(Koh Samui)

落ち着いた大人のリゾート。静かにのんびりしたいふたりに

椰子の木が揺れるビーチと、ゆったりした時間が流れるサムイ島。
高級リゾートも多く、「コンラッド・コ・サムイ」や「バンヤンツリー・サムイ」は全室オーシャンビュー&プール付きヴィラ。

スパやマッサージも最高で、都会の喧騒を忘れてリラックスしたいふたりにぴったり。

【移動手段】
バンコク・エアウェイズの直行便で約1時間5分。
航空券は少し高めだけど、早めの予約でお得に取れる。
空港からはホテル送迎が快適。


チャーン島(Koh Chang)

まだ知られてない、手つかずの自然派リゾート

米国の旅行雑誌『Travel + Leisure』で世界2位に選ばれた、今じわじわ注目されている島。
透明度の高い海と緑に囲まれたビーチがとにかくきれい。
ハイキングやシュノーケリング、無人島ツアーも人気。

自然好きのカップルなら間違いなく気に入るはず。

【移動手段】
バンコクから飛行機でトラート空港へ(約1時間)、そこから港まで車で約30分+フェリーで約30分。
フェリーの最終便は17時前後なので要注意。


クラビ(Krabi)

断崖絶壁とエメラルドグリーンの海の絶景

プーケットよりも静かで、手つかずの自然が残るリゾート。
「ライレイビーチ」はボートでしか行けないので、プライベート感も抜群。

ヴィラタイプのリゾートも多く、海を眺めながらのんびりふたりの時間を過ごせます。

【移動手段】
バンコクから飛行機で約1時間20分。
クラビ空港からホテルまでは車で約30分。
空港カウンターでタクシーを手配するか、ホテル送迎がおすすめ。


ホアヒン(Hua Hin)

バンコクから車で行ける、王室御用達リゾート

あまり知られてないけど、実はタイ王室の保養地。静かな海とクラシックなリゾートホテルが魅力で、「ハイアットリージェンシー・ホアヒン」など高級ホテルも充実。

都会の喧騒を離れて、気軽に非日常を味わいたいカップルにぴったり。

【移動手段】
バンコクから車で約3時間。
飛行機は少ないので、ホテル送迎付きの専用車をチャーターするのがおすすめ。
ふたりなら片道2,000〜3,000バーツで快適移動。


タイのビーチは、それぞれ雰囲気も過ごし方も全然違います。

  • アクティブ派なら【プーケット】【クラビ】
  • 静かにのんびりしたいなら【サムイ島】【ホアヒン】
  • 自然派カップルなら【チャーン島】

新婚旅行はふたりのペースと好みに合わせて選ぶのがいちばん。
ぜひこの情報を参考にして、最高のビーチリゾートを見つけてくださいね。

タイ新婚旅行の予算・日数・ベストシーズン


私たち夫婦は「海外らしい特別感とコスパ」を求めて、タイのバンコクとプーケットに7日間の新婚旅行へ行きました。
贅沢と節約をバランスよく組み合わせた結果、無理せず大満足の旅になりました。

航空券のコツ

エコノミーの往復は6〜12万円。
私は格安航空券サイトを毎日チェックし、セールのタイミングで購入。
記念旅行らしくするなら、ビジネスクラス(片道15万円〜)も検討価値あり。

宿泊費のリアル

プーケットはプライベートプール付きヴィラ 1泊7万円、バンコクは4つ星ホテルで1泊1.5万円。
メリハリをつけて、リゾートと街歩きの両方を楽しみました。

食事とアクティビティ

屋台は1食500円以下、ルーフトップバーの夜景ディナーも2人で1万円以下。
シュノーケリング、サンセットクルーズ、マッサージ三昧と、物価のおかげで遠慮せずに楽しめます。


私たちが選んだ旅行日数とプラン

7日間でバンコクとプーケットを満喫。
前半3泊で街歩き、後半3泊でビーチリゾートへ。
バンコクなら4〜5日でもOKですが、南国ビーチも味わいたいなら6〜7日は確保を。


実際に行ってわかった!タイ新婚旅行のベストシーズン

私たちが訪れたのは乾季(11〜2月)。
これが本当に大正解でした。
昼間は30℃前後、湿度が低く、朝晩も快適。薄手のワンピースやTシャツで過ごせて、日本の冬を忘れる心地よさ。
特に12〜1月はクリスマス&年末ムードも味わえ、夜景スポットも幻想的。

また、もし行けるなら、11月のチェンマイ・コムローイ祭りは絶対おすすめ。
実は私たちも検討したんですが、新婚旅行の時には時間がなかったので、後日行きました。
夜空に一斉に舞い上がる無数のランタンは、写真では伝わらない感動。
開催日は毎年変動&事前チケット必須なので、早めの計画を。


乾季のタイで、贅沢もコスパも両立した7日間。
リゾートの海、アクティビティ、夜景ディナー。
新婚旅行を迷っている方には、ぜひこのプランをおすすめします。

タイ新婚旅行での服装選び

初めての海外リゾート旅行。特にタイは一年中暖かい国なので「冬でも半袖でいいの?」「どんな服を持っていけばいいの?」と悩む方も多いはず。
そこで、実際に私たち夫婦が新婚旅行でタイを訪れたときの体験をもとに、季節ごとの服装のポイントと場所によって注意する服装マナーをまとめました。

乾季(11月〜2月)は軽装+日差し対策を

  • 薄手のワンピース、Tシャツ+ハーフパンツでOK
  • 日差しが強いので、帽子・サングラス・日焼け止めは必須
  • 私は現地で麦わら帽子を買ってお気に入りに

暑季(3月〜5月)は通気性重視の素材を

  • リネン素材や速乾性のある服が快適
  • 冷房の効いた室内用に薄手の羽織りものを1枚持参

雨季(6月〜10月)は急な雨対策を

  • 折りたたみ傘・軽量レインコート・サンダルが便利
  • 靴が濡れることもあるので、防水タイプのサンダルがおすすめ

寺院観光では露出NG

  • 肩や膝が隠れる服装がマナー
  • 女性はロングスカートやワンピース、男性は膝丈以上のパンツを用意
  • ノースリーブのときはストールやカーディガンを羽織ると便利

ビーチではラッシュガード&サンダルが活躍

  • 日焼け防止に長袖ラッシュガードが便利
  • ビーチサンダルは脱ぎ履きしやすく、街歩きでも大活躍

レストラン・バーではドレスコードに注意

  • 高級レストランやルーフトップバーではカジュアルすぎはNG
  • 男性は襟付きシャツ、女性はシンプルなワンピースを用意すると安心


タイの新婚旅行は、季節と訪れる場所に合わせた服装選びが快適さのポイント。
気候やマナーを意識することで、現地の人との交流もスムーズに。
素敵な旅の思い出作りに役立ててください

タイ新婚旅行におすすめのホテル


新婚旅行でタイへ行くなら、「ホテル選び」が旅の満足度を左右します。
バンコクとビーチリゾートで雰囲気も価格も全然違うので、私たちが実際に泊まって良かった&在住者目線でおすすめできるホテルを5つご紹介します。

「記念旅行らしい特別感」と「コスパのバランス」を重視したい方に、ぴったりです!


【プーケット】ケープ シエナ プーケット ホテル&ヴィラ
(Cape Sienna Phuket Hotel & Villas)

✔ プライベートプール付きヴィラあり
✔ サンセットが絶景
✔ オトナの隠れ家感

私たちも泊まった、記念旅行向けヴィラリゾート。特にプライベートプール付きヴィラは「南国の新婚旅行感」が満点。
レストランから眺めるサンセットが本当に美しく、夜は波の音を聴きながらゆったり過ごせます。街の中心から少し離れた静かな立地も◎。

1泊約5〜7万円(プール付きヴィラ)


【プーケット】アナンタラ・マイカオ・プーケット・ヴィラズ
(Anantara Mai Khao Phuket Villas)

✔ 全室プールヴィラ
✔ 完全プライベート空間
✔ 贅沢スパ&ディナー体験

「誰にも邪魔されずにのんびりしたい」カップルにおすすめ。
緑に囲まれたプール付きヴィラで、朝食はヴィラのプールに浮かべるフローティングブレックファストもOK。
スパのクオリティも高く、私の友人夫婦はここでハネムーンスパ体験をして大絶賛していました。

1泊約8〜15万円


【バンコク】イーストin グランド ホテル
(Eastin Grand Hotel Sathorn)

✔ 駅直結でアクセス抜群
✔ コスパ最強の高層ホテル
✔ インフィニティプール付き

私たちがバンコク滞在で選んだのがココ。
BTS(電車)直結で移動が超ラク。
しかも高層階プールは開放感たっぷりで、記念写真映えも抜群。
4つ星ホテルなのにサービスも清潔感も大満足。屋台も近く、街歩きも便利。

1泊約1〜1.5万円


【バンコク】バンヤンツリー・バンコク
(Banyan Tree Bangkok)

✔ ルーフトップバーの名店「Vertigo」併設
✔ 高層階スパ&ジャグジー完備
✔ 夜景好きならここ!

バンコクの夜景を満喫したい新婚旅行ならここ一択。
屋上のルーフトップバー「Vertigo」からは、夜景と星空の絶景が広がります。
高層階のスパも贅沢。
オイルマッサージで、旅の疲れをリセットできます。

1泊約2〜3万円


【チェンマイ】137 ピラーズ ハウス
(137 Pillars House Chiang Mai)

✔ コロニアル調の美しい邸宅ホテル
✔ 静かな旧市街エリア
✔ コムローイ祭りにも便利

もし11月のコムローイ祭りに行くなら、絶対おすすめなのがここ。
古い邸宅を改装したコロニアル調のホテルで、新婚旅行らしい上質な時間が過ごせます。
街の中心から少し離れていて静かだけど、アクセスは良好。
敷地内も緑が多く、まるで物語の中に迷い込んだような空間です。

1泊約3〜5万円


タイは物価が安いぶん、少し背伸びした宿泊も気軽に叶うのが魅力。
私たちもこのホテル選びで「記念旅行らしさ」と「コスパ」を両立でき、大満足の旅になりました。

✔ ビーチならプライベートプール付きヴィラを1泊でも
✔ バンコクならルーフトップバーorアクセス良好な高層ホテル
✔ コムローイ祭り狙いならチェンマイのコロニアル邸宅ホテル

この組み合わせで、新婚旅行が特別な思い出になること間違いなしです。


タイ新婚旅行で訪れたい!バンコク&近郊のおすすめ観光地


タイは、歴史的な寺院、美しい自然、そしてロマンチックな雰囲気が漂う観光地が豊富で、新婚旅行にぴったりの国。
私たちも実際に訪れ、心に残る素晴らしい体験をしました。
ここではその中でも、バンコク中心のおすすめ観光地と、日帰りで行ける近郊スポットをご紹介します。


ワット・ポー|寝釈迦仏に癒されるひととき

タイといえばここ!というくらい有名なワット・ポー
金色の寝釈迦仏はとにかく大きくて、その穏やかな表情を眺めていると、なんだか心がスーッと穏やかになります。

境内には本場のタイ古式マッサージもあって、観光の合間に癒されるのもおすすめ。
私たちもふたりで体験して、旅の疲れをリセットできました。


ワット・アルン|夕焼けに染まる仏塔は必見!

夕方に訪れてほしいのが、ワット・アルン
チャオプラヤー川沿いに建つ仏塔が、夕焼けの空に浮かぶ姿は本当にきれいで、ふたりでしばらく無言になるほど見とれてしまいました。

対岸から眺めるシルエットがとくにおすすめ!
カップルフォトスポットとしても人気なので、記念に写真もたくさん撮りました。


王宮&エメラルド寺院|非日常の豪華さに感動

せっかくタイに行くなら外せないのが王宮とエメラルド寺院
金色に輝く建物や、タイ仏教最高位の仏像「エメラルド仏」は、一見の価値ありです。

ただ、日中はかなり混むので、朝イチでの訪問が断然おすすめ。
朝の澄んだ空気の中で歩くと、特別な旅の始まりを感じられますよ。


アユタヤ遺跡|夕暮れの幻想的な風景にうっとり

バンコクから車で約1時間半。
アユタヤ遺跡も新婚旅行にぴったり。

歴史ロマンたっぷりの遺跡群は、夕方になると本当に幻想的。
ふたりで静かに歩きながら、タイの歴史や空気感をじっくり味わえます。

時間があれば象乗り体験もできるので、ちょっと特別な思い出を作りたい方にもおすすめです。


メークローン線路市場&アンパワー水上マーケット|わくわくの新婚旅行体験

バンコクから車で約1時間半のメークローン線路市場は、列車が市場のすぐ横を通る迫力満点の名所。
屋台のテントが一斉に畳まれる瞬間は、まるで映画のワンシーンみたいでした!

午後からは近くのアンパワー水上マーケットへ。
水辺の屋台街で食べ歩きを楽しんだり、夜はホタル鑑賞のボートツアーでロマンチックな夜デート。
ちょっとした冒険気分も味わえて、すごくいい思い出になりました。


観光も癒しもロマンも、ぜんぶ詰まってるのがタイの魅力。
ふたりの“好き”を詰め込んだ特別な旅がきっと叶いますよ。


タイ新婚旅行にぴったりなロマンチックレストラン&屋台グルメ


新婚旅行の楽しみって、やっぱりふたりで食べる美味しいごはん。
特別な夜はロマンチックなレストランで乾杯、気軽な夜はローカル屋台をハシゴ。
どちらもタイなら最高の思い出になるはず。

ここでは私たち夫婦も実際に行ってよかった&人気のレストラン&屋台グルメを、雰囲気・味・コスパ重視で厳選して紹介します。


絶景ルーフトップディナー|Vertigo and Moon Bar(バーティゴ&ムーンバー)

バンコクの夜景を360°一望できる、バンヤンツリー・バンコクの屋上レストラン。
高層ビル群とチャオプラヤー川の夜景を眺めながら、シーフードやステーキのコースを。

記念日プレートも用意してくれるので、新婚旅行の特別な夜に最高。

予算目安:一人3,500〜6,000バーツ(約15,000〜26,000円)
※ドリンク別、要予約


川沿い×おしゃれタイ料理|The Never Ending Summer

古い倉庫をリノベした雰囲気抜群のタイレストラン。
伝統レシピを現代風にアレンジした料理は、どれも盛り付けが美しく、SNS映えも◎。

おすすめはソフトシェルクラブのカレー炒めと、彩り豊かな前菜プレート。

予算目安:一人800〜1,500バーツ(約3,500〜6,500円)
※テラス席は要予約


気軽に屋台グルメ|Ratchada Train Night Market(ラチャダー鉄道市場)

ローカルの夜市の雰囲気を楽しむならここ。
カラフルな屋台街をふたりで歩きながら、ガパオライス、カオニャオ・マムアン(マンゴー&もち米)、クイッティアオ(タイラーメン)をシェアするのが楽しい。

目安:1品30〜100バーツ(約130〜450円)
ふたりで食べ歩きしても約500〜800バーツ(約2,000〜3,500円)


王室スタイルの高級タイ料理|Blue Elephant(ブルーエレファント)

クラシックな邸宅レストランで、上品なタイ王室の味を堪能。
スパイス控えめで食べやすく、グリーンカレーやトムヤムクンも絶品。

予算目安:一人1,500〜3,000バーツ(約6,500〜13,000円)


バンコク名物|プーパッポンカリー(蟹のカレー炒め)

ふわふわ卵と蟹の旨みが詰まったタイの名物料理。
甘辛のカレーソースがクセになる美味しさ。

おすすめは老舗のソンブーン・シーフード。
バンコク市内に数店舗ありアクセスも便利。

一皿:約450〜800バーツ(約2,000〜3,500円)


新婚旅行だからこそ、絶景ディナーも、ふたりでわいわい屋台グルメも、どっちも楽しんでほしい。

「今日は屋台で気軽に、明日は夜景レストランで乾杯」
そんな旅が、タイならきっと叶います。


二人の思い出に残るおすすめショッピングスポット


新婚旅行の特別な時間を過ごした記念に、ふたりの思い出になるお買い物も楽しみませんか?
タイならではの雑貨、伝統工芸、アクセサリー、アートなど、新婚旅行にぴったりなショッピングスポットを厳選しました。


ICONSIAM(アイコンサイアム)

チャオプラヤー川沿いの超大型高級ショッピングモール。
ブランドショップはもちろん、タイ雑貨やコスメ、アートギャラリーまで揃い、1日中いても飽きません。水上マーケット風の「Sook Siam」エリアでは、タイ各地の民芸品やスイーツ、フードも楽しめて、観光気分も味わえるのが魅力。

おすすめ:タイシルクのスカーフ、天然石アクセサリー、アロマ雑貨


チャトチャック・ウィークエンドマーケット

世界最大級の屋外マーケット。
約8,000店もの屋台が並び、洋服、雑貨、アンティーク、アート、観葉植物まで何でも揃う場所。
ふたりで掘り出し物を探すのが楽しく、カップルフォトスポットもたくさん。
ただし、週末のみ開催しているマーケットですので、計画するときは注意してください。
朝から昼過ぎが快適に過ごせます。

おすすめ:手描きの食器、オリジナルTシャツ、ウッドクラフト雑貨


サイアム・パラゴン

高級ブランドとおしゃれなカフェが並ぶデート向きモール。
ブランドバッグや時計もありますが、上質なタイデザインのジュエリーやインテリア雑貨、コスメも豊富。館内は涼しく、清潔でデートスポットとしても快適。

おすすめ:タイ産天然石のリング、バンコク発ナチュラルコスメ


アジアティーク・ザ・リバーフロント

夜のデートにぴったりの川沿いナイトマーケット。
観覧車やレストランもあり、ロマンチックな雰囲気の中でショッピングを楽しめます。
土産物屋が中心ですが、タイハーブ石鹸やシルク製品、雑貨は旅行者に大人気。

おすすめ:タイハーブ石鹸セット、シルクのポーチ、記念フォトサービス


ナラヤ(NaRaYa)

プチプラなのにかわいくて実用的な布製品ブランド。
リボン付きのバッグやポーチが人気で、お揃いのトラベルポーチを新婚旅行の記念にするのもおすすめ。
デザインのバリエーションも多く、日本未発売品も豊富。

おすすめ:お揃いのポーチセット、旅行用スリッパ、ポーチ入りティッシュケース


記念日旅行なら、思い出に残るアイテム探しもひとつのイベント。
今回ご紹介したスポットは、観光や食事の合間に立ち寄りやすく、ふたりで「これ良いね!」と選びながら楽しめる場所ばかり。

特に、ICONSIAMの水上マーケット風エリアやアジアティークの夜景と観覧車は、新婚旅行らしいロマンチックな時間も楽しめるのでおすすめです。
お揃いアイテムやタイらしい雑貨をぜひ旅の記念にどうぞ。


タイ新婚旅行を考えるとき、よく比較されるところってどんなところ?

海外での新婚旅行を考えたとき、「タイもいいけど、他も気になる…」という人、多いと思います。
私も実際、夫と新婚旅行の行き先を決めるときに、いろんな候補と比べました。

ここではタイ新婚旅行を検討する際によく比較される国・地域とその特徴、そして最終的に私たちがタイを選んでよかった理由をお伝えします。


バリ島(インドネシア)

新婚旅行=バリ島というくらい、日本でも定番の南国リゾート。

良さ

  • 高級ヴィラやインフィニティプール付きホテルが豊富
  • スパやエステ天国
  • 豊かな自然とヒンドゥー文化の融合

正直なデメリット

  • 物価が観光地価格で高め
  • 人気エリアは渋滞も多く、静かに過ごしたい人には不向きな場合も
  • インドネシア語や英語のみ。タイのように日本語表記が多くない

セブ島(フィリピン)

海がキレイで、気軽に行けるビーチリゾートとして人気。

良さ

  • リーズナブルな価格で高級ホテルに泊まれる
  • アクティビティが豊富(アイランドホッピング、ジンベエザメと泳ぐなど)
  • フライト時間が比較的短い

正直なデメリット

  • 街の治安にやや注意が必要
  • グルメの魅力はタイほどバラエティがない
  • 日本からの直行便が少なめ

モルディブ

一生に一度の憧れリゾートとしても人気。

良さ

  • オーシャンヴィラでの非日常体験
  • とにかく海が美しい
  • ほとんどの宿泊客がハネムーナーなので特別感◎

正直なデメリット

  • 価格がかなり高額
  • アクティビティの選択肢が海中心
  • 食事や文化体験のバリエーションは少なめ

ハワイ

日本人が安心して行ける定番海外リゾート

良さ

  • 英語ができなくても安心な日本語環境
  • 買い物・食事・海・観光、すべてが揃う
  • 治安も良く、旅の不安が少ない

正直なデメリット

  • 旅費が高い
  • 人気すぎてどこも混雑
  • 日本との時差が大きく、短期旅行にはやや不便

上記の場所も確かに魅力的。
でも私たち夫婦がタイを選んで「これでよかった」と思えたのは、観光もグルメも文化体験も、すべてをバランスよく楽しめたから。

タイ新婚旅行の良さ
✔︎ ラグジュアリーホテルもリーズナブル
✔︎ 寺院や王宮など、文化体験も充実
✔︎ 屋台から高級レストランまで、グルメ天国
✔︎ 移動も意外と便利。Grabアプリでタクシー配車も安心
✔︎ タイ人の温かさと、気さくな笑顔に癒される

夫が教えてくれたローカルな楽しみ方やトラブル回避のコツもあって、安心して非日常と現地文化の両方を満喫できました。

バリやモルディブのような“リゾート特化”も魅力ですが、食・文化・ショッピング・リゾート・冒険…全部を1カ国で味わいたいならタイが一番です。


海外ハネムーン、どこにしようか迷っている方は、ぜひタイも候補にしてみてくださいね!
きっと、ふたりの特別な思い出になる最高の旅になると思います。

タイ人の夫とだからこそ気づいた!新婚旅行で注意したいこと

タイ移住後、生活にはすっかり慣れましたが、新婚旅行で訪れたときは「旅行者」としての視点と、夫の現地目線のアドバイスでたくさんの発見がありました。

観光ガイドには載っていないリアルな体験からのアドバイスを、新婚旅行を計画中の方へシェアします。

渋滞の感覚は「予想の3倍」を見ておくべし

バンコクの交通渋滞は有名ですが、夫いわく「観光客は甘く見すぎ」とのこと。
実際、私たちも空港からホテルまで通常なら1時間の距離が、夕方で2時間半もかかりました。

✔︎ 現地のアドバイス

  • 移動はBTSやMRTを優先
  • タクシーならGrabアプリが安心
  • 夕方〜夜は移動予定を極力入れない

タイ人も渋滞の時間は外出を避けるそう。
予定は午前中〜昼過ぎに集中させるのがおすすめです。


寺院巡りは“心づかい”がすべて

ガイドブックには「服装マナー」の記載がありますが、夫に教わったのはさらに細かな心遣い。

✔︎ 実際に気をつけたこと

  • 仏像の前で写真を撮るとき、背を向けない
  • 僧侶に不用意に話しかけない(特に女性)
  • 立ち入り禁止エリアに足を踏み入れない

タイでは「神聖な空間にいる」という意識が強く、観光でもその気持ちを大切に。
思わぬ失礼を避けるためにも、ちょっとした振る舞いに気を配ることで、気持ちの良い空間を作ることができます。


屋台グルメは“地元の人気度”が安全の基準

屋台はタイ旅行の醍醐味ですが、夫いわく「観光地の空いてる屋台は避けろ」とのこと。
私も実際、空いてる屋台で食べたときだけお腹を壊しました…。

✔︎ 屋台選びのコツ

  • 人が並んでいる店を選ぶ
  • 現地のタイ人が多い店は特に安心
  • 氷入りドリンクは避ける

夫も「タイ人だってお腹壊す店には行かないからね」と言っていました。
人気と回転率が屋台の命だそうです。


タイ人の“辛さ基準”は日本の非常識レベル

私たちは新婚旅行中もいろんなローカル料理を食べましたが、夫ですら「これは辛すぎる」と残す料理も。

✔︎ 辛さ対策

  • 「マイ・ペッ」で辛さオフに
  • 辛くないはずの料理でも少し味見してから食べる
  • 辛さで体調を崩したら無理せず夫に相談

夫もタイから長い間離れていたせいか、辛すぎるとお腹を壊すこともあります。
「タイ人だって全部辛いものを食べてるわけじゃない」。
無理せず、自分の体調を最優先にしましょう。


観光地の「ちょっとした勧誘」は丁寧に断る

新婚旅行中、寺院や観光地で声をかけてくる人もいました。
例えば「安くていいツアーがある」といった甘い誘い。

✔︎ タイ人の夫のアドバイス

  • 現地の人でも断る内容なので、毅然と「マイ・アオ・クラップ/ナカー(要りません)」でOK
  • 興味があっても、その場ですぐ契約しない
  • 事前に信頼できるツアー会社を調べておく

「いい話はだいたい罠」とのこと(笑)。
現地の人も警戒しているので、私たち旅行者も慎重に行動しましょう。


これを押さえておくだけで、トラブルや不快な思いを避け、安心してタイの魅力を楽しむ新婚旅行ができます。
タイ人も普段から気をつけていることなので、外国人の私たちは特に注意しましょう。


まとめ

新婚旅行は、人生で一度きりの特別な旅。
でも本当に大切なのは、有名スポットを巡ることより、ふたりで心から「来てよかったね」と思える瞬間をどれだけ感じられるかだと、私たちは実感しました。

タイは夫の故郷であり、私にとっても何度訪れても新しい魅力に出会える国。
そして、ふたりにとって心地よい時間が流れる場所でした。

華やかな観光地も、静かなカフェも、夕暮れのビーチも、そのすべてがふたりの距離を自然と近づけてくれる。
異国情緒と安心感の絶妙なバランスが、タイの最大の魅力です。

もし新婚旅行先に迷っているなら、ぜひタイを思い浮かべてみてください。
きっと、ふたりの物語に優しく寄り添う旅になるはずです。